TCG紹介:テニスの王子様

こんにちは。本日はテニスの王子様カードゲームについて紹介します。

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通称「テニプリ」と言われるイケメンテニス漫画はアニメ化もされ大ヒット。そんな作品をトレカで出せば売れるんじゃないかな!というわかりやすい販売目的が感じられます。

このカードゲームですが、”テニス”を”トレカ”で再現して対戦するという、聞いただけでクソゲー臭がするカードゲームです。
どこが出したかって?もちろんコナミ。

で、それはさておきカードについて。
最初に言っておくと、僕はテニスの王子様についてはテニミュやたまに流れるネタニュース等で得た知識ぐらいしか知りません。
そのため、キャラやストーリーについて、すっとこ知らないのでご了承ください。

このゲームは主に5種類のカードを使って対戦します。

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青いカードがキャラクターカード、こいつが選手になって戦います。
パワーって英語で書いているのが攻撃力。後で説明する赤いストロークカードというのを足した合計値を相手にぶつけ、相手がその攻撃力以上の珠を返せなかったら1ポイント先取。4ポイント先取したら勝ち。(デュエマのシールドみたいなもんです)
スタミナって書いているのが初期手札の枚数。スタミナ×2が上限値。つまりこの海堂って悪そうな人を使うなら、初期手札5枚、手札上限10枚ってことです。
スピードって書いてるのは手札を引ける枚数。こいつは毎ターン2枚引けるってことです。

緑がシーンカード。使うと便利な効果がおきます。魔法カードとかそういうのです。

黄色がトレーニングカード。これは装備カードですが、上の数値が選手のトレーニングポイントより上だとトレーニングに耐えられないので使えません。

赤はストロークカード。このカードを毎ターン使うことでプレイヤーのパワー値に+αして相手が返せない球をどれだけ打てるかってゲームになります。

紫はリアクションカード。罠カードみたいなもんです。

カードのレアリティに関してはわりと多いです。

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コナミだけあって、遊戯王っぽい作りですね。ちなみにいつか記事に書く、ヒカルの碁カードも似たような作りになってます。
この他にもシークレットカードとかもあるみたいです。そちらも遊戯王のシークレットと同じような加工がされてます。
なお、ヤフオクで今でも数千円単位の値段がついてます。

さて、ゲームについてですが、ざっとデッキを組む際、僕の持っているカードを確認してみました。

下記はその一部を抜粋

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正直な話、ぶっ壊れカードがめっちゃ多いです。
そのため、ぶっ壊れカードとぶっ壊れカードでぶつけていくゲームなのかなと思いました。
構築次第になりますがこのゲームわりとドローソースが多いのと、山札が切れたら捨札を山札にする系のゲームなので、ドローしまくっていかに強い球を打つかってのが大事なのかな・・・ということでパワー上げまくるストロークとドローソースで固めて一人対戦。ドローしまくってパワーあげたもん勝ちのゲームだろう・・・と。

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デッキ組んで何度か打ち合いしてみてわかりました。
試合がいつまで経っても終わらない。

というのも、このゲーム、パワーの限界値を目指していってもわりと拮抗する(僕のカードが少ないせいもあるが)ので、打ち合いがかなり長く続きます。
それよりもストロークカードにある「○○では返せない」というシリーズに着目したほうがいいかもしれません。
ストロークカードはサーブとかスマッシュとか種類があるのですが、中には「○○は打ち返せない」というテキストがあります。脳筋みたいにパワー上げるより、パワー低くても”手札に指示されたストロークの種類がないから返せない”という珠を作ったほうが効果的なんだとようやくわかりました。

というか、このゲーム、ルール覚えるのもくっそ大変だし、1回の試合も長いため、どう見ても子どもが気軽に遊べるゲームシステムじゃありません。
ですが、ある程度熟練するとギリギリの戦いが楽しめる可能性はあります。

実はこのカードゲーム、PS2でゲーム化されてます。
ぶっちゃけこのカードゲーム慣れるなら、そのゲームのプレイ動画みるか実際そのゲーム買って覚えたほうが早いです。ルールもしっかり教えてくれます。
なお、ゲームの評価も高く、キャラゲーだけでなく、バランスのとれたTCGゲームとのことです。

マイナーカードと言われてますがシリーズは5年近く(2002~2007)続いており、PS2でゲーム化もされている時点で、ポケモンカード旧裏面と同等もしくはそれ以上の人気があった作品の可能性もあります。
カードゲームでテニスをするという点についても、長い打ち合いをしている気分はまさしくテニスだったので、間違いなくよくできた作品だと思いました。

もし機会があれば、是非テニスの王子様カードゲームを始めてみてはいかがでしょうか。


僕も機会があればテニスの王子様を読破してみようと思います。
その後でやると、また違ったレビューがかけるかもしれません。

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