TCG紹介:ミラクルバトルカードダス

こんにちは。本日は通称ミラバトと呼ばれるミラクルバトルカードダスについて紹介します。

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2009年頃から販売され、ドラゴンボール・ワンピースからはじまりトリコ・ハンターハンター・ナルト・銀魂・ブリーチ・黒子のバスケと2014年頃までジャンプ看板漫画のカードを次々に出していました。

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作っていたバンダイは当初、ドラゴンボールカードゲームとハイパーバトルシリーズ(封神演義・ワンピース・ハンターハンター)を展開していましたが、こちらの路線に切り替えた感じですね。

なお、このシリーズもバンダイがドラゴンボールヒーローズ等のデータカードダスシリーズに力を入れはじめたあたりで終了しています。

ルールについて説明します。
低年齢層をターゲットにしてるせいかルールは簡単です。

カードの種類はキャラクターカード、サポートカード、ドラマチックカードの3種類。また、それぞれ赤・緑・紫・白・青・黒 の6種類の色(属性)がある。

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加えて、トリコならグルメ細胞、ハンターハンターなら念、ナルトならチャクラのように原作通りの能力が使える。
また、ドラゴンボールに似たアイコンはジャンパワーと呼ばれ、ジャンパワーをカードにのせることで能力が使えるようになるカードもある。
ジャンパワーはメインステップに一つだけカードに置くことができるが、カード間の移動はできない。

これらのカードを使って40枚のデッキを組み、手札4枚で対戦。お互い1ターンに1枚、デッキから裏向きでエナジー(コスト・土地みたいなもの)を出す。このエナジーを使ってキャラクターを出し、サポートやジャンパワー等でパワーアップして攻撃、相手側がブロックしない場合は相手プレイヤーにダメージとなり、5ダメージ与えれば勝利です。

コストについてはカード左上の数字です。数字の横のカードのイラストはマイナスコストと呼ばれ、同じ色のカードが自分の場にいる場合、イラストのカードの枚数だけコストが削減されます。つまり上の写真の気功波は赤いカードが2枚場に入れば、コスト0で使えるということです。

なお、ミラクルバトルカードダスもルール改定が終盤に一度ありましたので、そのルールに基づいて記事は書いてます(昔のルールについても調べたのですが、公式サイトのアーカイブだとルール解説は毎度のとおり、ほぼ動画かpdfのためログが残ってませんでした^^;)


レアについて説明します。

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R・SRはミラー仕様ですがSRのミラーは波のような加工がされてます。
Mはミラクルレアと呼ばれ、プリズム加工、Ωレアシリーズは箔押し等かなり凝った加工がされています。

なお、wikiにはSRではなくURという名前がつかわれていますが、URも調べたところ銀魂シリーズで存在していることを確認しました。

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Ωレアも神Ωや超Ω等いくつか種類がありました。大嘘か。

Ωレアは現在でも人気のあるカードは千円以上の値段がつくこともあります。

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ちなみに人気のあるカードというのはサスケェとかハンコックとかです(^_^;)
Ωの加工はかなり力が入っており、描き下ろしのカードもあるため、ファンアイテムの需要はまだまだありそうです。

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ちなみにプロモーションカードもカードによっては、かなり力が入っていたりします。

わりと未開封パックが安価で手に入り、ルールも単純なのでサクサク遊ぶには向いているカードゲームですが、反面、複雑な読み合い等を期待する人にはちょっと向いていないかもです。
カードゲームのとっかかりとしても、デュエマやMTGを覚えたほうが結果的に他のカードゲームに対応できちゃうので微妙です。
子どもの吸収力には簡単すぎちゃうので、もしかしたらルール覚えるのも面倒くさいおっさん向けかもしれません(^_^;)

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