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フォルメロベイビーズ1ヶ月齢になりました

またまた予期せぬ突発事件が多発して、日にちが開いてしまいました。

ミルクボランティア、子猫のお世話をしていると予定外の事が毎日のように起きるのが茶飯事。

一体何が起こったのかは後日お知らせするとして、前回の記事のフォルメロベイビーズ(注:フォルメロという地域からやって来たので)はすくすく成長し、あっという間に1ヶ月齢になりました。

保護時(生後24時間)の写真



生後10日目きっかりでお目目が開いたキャリコちゃん。普通子猫の目が開く時は目頭から徐々に開いていって、完全の目が開くまで点々お目々の変顔をしばしの間楽しめるのですが、キャリコちゃんはいきなりぱっちり。めちゃくちゃ可愛い!レッド君もそれに続いてお目々が開きました。彼もいきなりぱっちり派。

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お目々が開くまでの情けない顔が大好きなので、ちょっと残念。目が開くと可愛さが一気に倍増します。


保育器からも出せ出せコールがひっきりなしで、扉を開けると一目散に飛び出して来るので、サークルに移動しました。

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子猫の動きの速さは侮れません。
扉を開けると一気に飛び出して来ます。

キャリコちゃんの食欲は目を見張るものがあり、スタート時点ではレッド君より10gの体重が少なかったにもかかわらず、あっという間に体重を追い越してしまいました。

ミルクの飲みっぷりも、フードの食べっぷりも二重丸


3週を過ぎると目も耳も機能してきて、それまでは起きていてもぼーっと一点を見つめているだけだったのが、兄弟同士でリアクションしたり、おもちゃに興味を持ったり社会性が出て来ます。這いつくばって移動していたのも4本の足で立てるようになり、日に日に活発になってきます。

そして2週目後半くらいから乳歯が生えて来ます。前歯、犬歯、前臼歯、大臼歯の順に生えてくるのですが、米粒みたいな前歯は、私に大好きな萌えるパーツの一つです。

前臼歯が生えたら離乳ができるサイン。常に向き合う恐怖のミルクの誤嚥を防ぐため、早目の離乳をするミルボラさんも多いですが、うちはできるだけ自然に育てるべく5週齢くらいまで待ちます。

画像荒いですが、前歯が可愛すぎます。


三毛猫は気が強くてツンデレ系の子が多いと言われますが、キャリコちゃんも理由なくレッド君にパンチを食らわせていますよ。

数日前から離乳が始まり、今はモリモリフードを食べて体重もぐんぐん増えています。保護時106gだったキャリコちゃんは584gに、116gだったレッド君は467gになりました (100g以上もキャリコちゃんの方が重い!)

離乳は結構ぐちゃぐちゃになって苦労するのだけれど、
この子達はお行儀も良く綺麗に食べてくれるので助かります。


第一回目のお腹の駆虫も終わって、インプリンティング期間中(刷り込み期間といって、3-9週くらいまで子猫の学びの扉が全開になる状態。この時期経験した事、学んだ事はこれから生活していく上でのベースとなり、性格の形成にも影響するのでとても重要な期間です)。母猫代行係はミルクを飲ませるだけでなく、できるだけ母親に育てられるのに近い状態を再現し、人馴れして、わんぱくでも穏やかな性格の子猫に育て上げるのがゴールです。

真ん中のパープルの物体は、ゴロゴロ音の出るぬいぐるみ。
母親のゴロゴロに代わって子猫達を落ち着かせてくれます。




望まれずに、生まれてくる子猫を減らすため、猫の避妊、去勢をしてください。そうすることによって、捨て猫、殺処分などの耐え難い現実を改善する助けになります。

猫ちゃんに少しだけ愛の手を!サポートは全て、遺棄、飼育放棄された孤児の乳飲み子の命を繋げる為、TNR、外猫の治療などのボランティア活動に使わせていただきます。