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中国の遺産分割⑦

みなさんこんにちは。行政書士市川聡子事務所の市川です。

カバー写真の蒸し餃子おいしそうですよね。
蒸し餃子と言えば、広州空港発の機内食で二度飲茶のフードが出たことが有ります。いづれも中国南方航空の便で、二度とも「腸粉」でした。
 基本的に中国国内便の機内食はおいしくない印象なので食べないでおこうと思ったのですが、隣の乗客が食べているところをチラッと見たら「ええー??腸粉じゃない??」と、お腹空いてないのに思わず食べてしまいましたwww。
中国国内の機内食って、どれくらい前だったか。。。(10年位前だったような気がしますが)一度「一切出さない」方向に舵を切ったのですが、LCCの誕生でやはりフルサービスのキャリアは朝と昼、昼と夜の間のほんとにちょっとの便を除くだけでほぼ出すようになりましたね。
というか、国内線でも日中間フライトよりフライト時間が長い路線が多々あって、結構な路線で食事時間帯にひっかかってしまうので機内食の提供は仕方ないかもしれないですね。
また脱線しましたので、本題に戻りましょう💦

本日は1153条の内容を読んでいきます。

中国民法典1153条

(意訳)1153条
 夫婦が共同所有する財産は,予め決めた事項を除き、遺産分割時に共同所有財産の半分を配偶者所有として配分し、残りを被相続人の遺産とする。
遺産が家族の共有財産のときは、遺産分割時に優先して他人の財産とする。#意訳は参考です。正しくは中国語版をご参照ください。

というこのような条文ですが。。。明記されていませんが、前段は夫婦の一方が亡くなった場合と考えて良さそうです
後段についての解説を読んでいきましょう。
「家族では一般的に、夫婦以外にもその子供や父母、祖父母や兄弟姉妹などで形成される共有の財産が存在する。後段はその家族共有の財産についての規定である」
ほぅ。。。そういう考え方なんですね。参考になりました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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週末は違う話題を挟んで、来週月曜日から引き続き遺産相続について見て行きます。





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