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窓を開けない日本人

外国人の夫と生活していると、普段気にもしない様なことに気づかされたり、そういえばなんで?って思うことが多々あります。今日はその中の1つをご紹介。


「窓を開けない日本人」

これは主人に言われて初めて気がついたのですが、日本人は窓を開けない、換気をしない人が多い!との事。
みなさんはどうですか?
我が家では常には夫が空気フレッシュにしよう〜と窓を開けるので、どんなに寒い日でも雨がザーザーでない限り開けており、習慣化しています。
職場では、主人以外で窓を開ける人はいないそうです。あと、通勤電車やバス。どんなに暑くても、混んで空気が悪くなっていても開けない!空気が新鮮じゃない、あつい!!なんでなの!日本人は悪い空気の中で頑張って我慢して通勤して仕事して、自分を苛めたいの?!何の罰ゲーム?理解できない!!などなどと愚痴をこぼし、それこそ今ブレーク中の厚切りジェイソンさん、「WHY JAPANESE PEOPLE!!!!」状態です。

何故か!?

大きな要因として、花粉でしょうね…。
それから防犯面、エアコンとの兼ね合い、湿気対策、熱中症対策、PM2.5対策、ゲリラ豪雨、建物の間隔が狭い…あたりでしょうか。挙げたらキリがない気がします。勿論、特に熱中症、花粉症あたりは健康を害さない様に注意が必要な所だとは思いますが…。いつの間にか開けないことが習慣化してしまって、窓を開ける事を忘れてしまったのでしょうか。

最近気がついたのですが

よく行く世田谷のとある町に新しい大きな一軒家が建ったのですが、窓が小さいんですよね。ヨーロッパや中東の暑〜い国みたいな小さな窓!こんなに大きいのに勿体無い!と私は思ってしまいます。最近のドレンドなデザインなんでしょうか?

窓を開けると得られる効果

さすがに真夏には窓を開けろとは言いません。だって熱風と湿気が。。。それよりも、冬こそ開けるべきだと思うのです。

まず、スッキリする。絶対。どんなに寒くても数分でも開けたら、暖房で温まった部屋に新鮮な空気が流れ込みます。この時、できれば家の2箇所を開けると空気が流れます。どうしても無理!と言うなら、換気扇だけだっていいのです。

健康面で

咳やくしゃみや手から私たちの周りにはウイルスがそこらじゅうにいます。窓を締め切ったままではウイルスが部屋にどんどん充満していきます。窓を開けて外にウイルスを追い出しましょう。風邪やインフルエンザで寝込んでいる時こそ、ちょっと起き上がった時に少しでも窓を開けましょう。

家具やラグ、カーテンなどを新調した時

先日、電子ピアノを持ち運ぶためにソフトケースを購入したのですが、これがまたすごい薬品?の臭い!外に干せるものだったら、1日干しておけば嫌な臭いはほぼきえています。でも、家具なんかが外に出しておけないですよね。そんな時は窓を開けて常に空気を回しておけばシックハウスの予防になります。


自然を感じる

この変な窓を開けない習慣?で問題なのは、健康面だけではなく、夕涼みをするとかほのぼのとした時間や文化が消えてしまう事だと思うんです。別に縁側がなくたっていいんです。ベランダに出て外の空気を吸ったり、秋の夜には虫の声(だいぶ聞かなくなりましたが)が聞こえてきたり、雨の匂いがわかったり…窓を開けて気持ちいい!と思ったり、そういう感覚を持っていたいなあと思うのです。



以上!

猫ふじん

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