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60歳になったら

60歳になったら絶対に仕事をやめる。

実際には、60歳を過ぎても確実に働かなければいけないだろう。
でも、定年退職する年齢になったら潔く仕事をやめようと心に誓っている。

そう思うようになったきっかけは、この春の転職だ。

幸運なことに、うっかり憧れの職業に就くことができた。
自分には一生手が届かないだろうと思いつつ、諦めることもできない。
その割に大した努力もしていなかったが、ダメもとで誰にも言わずこっそり応募した。それくらい切実な希望だったのだ。

神様は本当にいるのかもしれない。

いや、違う。
たぶんわたしのことを心から可愛がってくれた天国の祖父母が方々に気を利かせてくれた。希望はあっさり叶った。ありがとう!じいちゃんばあちゃん!

初夏になった今でも、やる気に満ちた状態で仕事に取り組むことができている。
これまでは趣味(?)としていた勉強に、社会的な意義だけじゃなく対価も得られるなんてまさに天国だ。
わたしは知らないことを知ったり、わからなかったことがわかるようになるととてもうれしい。
いろんなものを読ませてたくさん考えて自分の頭を鍛え、そのプロセスや導き出した結論を出力する。なんて素敵な営みなんだろう。

ただ、人の欲とは尽きないものである。

もしかして、これ、自分の頭が使い物になるうちはずっと続けるってこと?
わたしは人より運がちょっといいだけの凡人なので、時間も労力も人一倍かかる。
あまりにもつらすぎる現実に直面し、定年退職後の豊かな生活を想像しては自分を慰めているのだ。

60歳になったら絶対に仕事をやめる。
定年退職後の生活を豊かにすることを当面の目標、そして次の希望とする。

<たまにやりたいこと>
・市の吹奏楽団(または交響楽団)に入って合奏に参加したい。
・よさこいチームに所属して”波”の振りに参加したい。
・徹マン。
<そこそこの頻度でやりたいこと>
・イオンのゲームコーナーで、飴すくいとメダルゲームをして過ごしたい。
・家ではクロスワードとタイピングゲームに精を出して過ごしたい。
・日当たりが良くて風が通る場所で、かわいい犬とぼんやりしたい。


手始めに、職場の麻雀クラブに入会してみた。

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