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「S-CBT」って何だ?調べてまとめてみた
「CBT」という英検受験の新しい方式を知って詳しく内容を読んでいると、「CBT」「S-CBT」という2つの名があり、詳しく調べてみた。
※ CBT = Computer Based Testingの略
コンピュータを使った試験方式のことです。
CBTの多くが1年間を通じて好きな日時で受験できる上、試験会場となるテストセンターも全国各地に会場※があり、従来の紙試験に比べると受験者の利便性や公平性は飛躍的に向上します。
※いろんな会社や団体が所持する部屋の空いている時間帯を、試験会場(テストセンター)で有効活用して収入を得られるようなシステムになっており、地域への貢献をできたり、ブランドイメージがアップするなどの理由により会場が増加している。
なぜ?「CBT」「S-CBT」の2つが存在していたのか?
まず、最初に新しい英検受験の方式として、「英検CBT」誕生しました。
4技能を1日で受験
・1日で4技能すべてを受験可能。
・4技能のスコア結果が一度に出る。
・合格級・スコア結果を大学入試でも活用できる。
紙で受験する方式(PBT = Paper Based Testing)は、
一次試験 (R→W→L の順番で受験)
↓ Reading
↓ Writing
↓ Listening
↓ 一次試験に合格すると、別日程で二次試験が受験できるシステム。
二次試験
↓ Speaking
Finish!!
コンピューターで受験する方式(CBT = Computer Based Testing)は、
4技能を1日で受験 (S → R→W→L の順番で受験)
↓ Speaking Q: PC画面上 A: 吹き込み式(マイク)
↓ Listening Q: PC画面上 A: マウス操作
↓ Reading Q: PC画面上 A: マウス操作
↓ Writing Q: PC画面上 A: キーボード操作
Finish!!
通常の「英検」と同じ検定試験(英検 = 英検CBT)
・問題構成は通常の英検と同じ。
・級の合格が認定され、技能別スコアも判定できる。
・英検と同じ試験として、英語力の証明になる。
準1級~3級をご用意
同じ検定回に最大4つの級をご受験いただけるシステム。
受験票は申込サイトからダウンロードするシステム。
毎月1回の実施だった(年3回まで受験可だった)。
全国47都道府県に1か所以上のテストセンターを設置している。
紙で受験する方式より検定費用が安い。
そのため、英検を受けやすくなった。
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時が経過していった......
2020年度8月実施分より、原則毎週土日に実施するようになった。
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次に、新しい英検受験の方式として、「英検2020 1Day S-CBT」誕生しました。
「英検2020 1Day S-CBT」が作られた経緯
「英検2020 1Day S-CBT」は、大学入学共通テストの外部試験導入、大学入試英語成績提供システムで使える試験として開発されました。
「英検2020 1Day S-CBT」はPBTとCBTを併用して受験する方式であった。
4技能を1日で受験 (S → R→W→L の順番で受験)
↓ Speaking Q: PC画面上 A: 吹き込み式(マイク)[CBTと同じ方式]
↓ Listening Q: PC画面上 A: マークシート
↓ Reading Q: PC画面上 A: マークシート
↓ Writing Q: PC画面上 A: 解答用紙に手書き
Finish!!
S-CBTを受験するメリット
・1日で4技能すべての試験を受験できる。
・実施回数が多かった。(原則、毎週土曜・日曜に実施)
・ライティングを手書きで行うことができるので、コンピュータ操作が苦手な人も安心して受験できる。
「英検2020 1Day S-CBT」は、大学入学共通テストの外部試験導入や新型コロナウイルス感染症でいろいろとあった。
・受験会場で長蛇の列や混雑を訴えるツイートが氾濫
・文部科学省の「大学入試英語成績提供システム」における英語民間試験の活用延期の発表を受け、「英検2020 1 day S-CBT(S-CBT)」の2020年度第1回検定(2020年4月から7月実施分)について、約30万人の予約申込者に対して継続受験・申込キャンセルの希望受付を実施
・英検2020 1dayでトラブル、2020年3月まで中止
現在はどんなっているの??
2021年4月より、新しい英検受験の方式として、「S-CBT」誕生しました。
テストセンターで受験する2つのCBT、「英検S-CBT」と「英検CBT」が1つになり、よりシンプルに、より分かりやすくなった。
4技能を1日で受験 (S → R→W→L の順番で受験)
↓ Speaking Q: PC画面上 A: 吹き込み式(マイク)[CBTと同じ方式]
↓ Listening Q: PC画面上 A: マウス操作[CBTと同じ方式]
↓ Reading Q: PC画面上 A: マウス操作[CBTと同じ方式]
↓ Writing
Q: PC画面上
A: 解答用紙に手書き[英検2020 1Day S-CBTと同じ方式]
or (または)
A: キーボード[CBTと同じ方式]
Finish!!
「英検S-CBT」の特徴
・毎週土日開催で試験日を選べる
原則、毎週土日開催、検定回ごとに受験する試験日を選択可能。
忙しい方でも、自分の都合や学校・部活の日程に合わせて受験できる。
※一部エリアにて平日も試験実施している。
・1日で4技能を受験可能
従来型の英検はRLW(一次試験)とS(二次試験)が分かれており、4技能すべてを受験するには2日を要しますが、「英検S-CBT」は1日で4技能すべてを測れるので交通費や宿泊費等も節約できる。
・級認定、英検 CSE スコアは従来型英検と全く同じ
「英検 S-CBT」は従来型英検と同様に、一度取得した級、英検 CSE スコアは生涯有効。
「S-CBT」については、英検公式サイトに載っている。
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