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【直撃】“メジャーリーガー”堀口恭司!「ああいうキャラ(マネル・ケイプ)が出てきたのはありがたい!」

 去る10月15日、マリンメッセ福岡で開催された『RIZIN』を観戦し、翌日は年末に開催されるRIZINバンタム級グランプリの公開抽選会にも登場した堀口恭司。結果的に今現在、対戦相手は決定していないが、それでもグランプリは堀口を中心に動いて行く。3カ月ぶりに来日を果たした堀口は何を思うのか。本人を直撃し、現在の心境を訊いてみた――。(聞き手◉“Show”大谷泰顕

(⬆︎結果として、堀口のみ対戦相手が決まらないという奇妙な(?)光景が現出された公開抽選会。いったい誰が相手になるのか……?)

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▪︎所英男戦を振り返る


――あのー、まずは前回の所英男戦(7月30日、さいたまスーパーアリーナ)から振り返ってもらいたいなと。

堀口 まあ、所さんの得意な寝技をさせないで、打撃でやるっていうプランでやっていたから、その通りにやれたかなと思っています。

――所英男がリングシューズを履いて出てきたじゃないですか。

堀口 はいはいはい。

――それは気になりませんでしたか?

堀口 最初は「靴を履いていいのかな? いいんだー」とは思いましたけど、まぁ、それだけです(笑)。

――靴を履いていると、対戦相手からすると足を取りやすいっていうじゃないですか。

堀口 はい。

――逆に、靴を履いていると、何が有利になるんですかね?

堀口 うーん、自分はもともと空手をやっていて、ずーっと裸足だったので、あまりわからないですれけど、レスラーの人から言わせると、裸足よりもリング上で滑りにくいから、(打撃の際の)踏み込みが強くなるって聞きますけどね。多分、こっちのステップに合わせられるように対抗してきたんだと思います。

――結果的には秒殺だったじゃないですか。やっぱりそれは想定内でしたかね?

堀口 まあ、そうですね。早めに倒そうとは思っていたので。

――「1Rで」という宣言はありましたもんね。

堀口 はい。だから、そこは想定内でしたね。


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――実際、レジェンドの一人と当たった感想は?

堀口 まあ、どんどん若い世代に受け継がないとダメじゃないですか。だからそれをうまく受け継げたかな、と思っています。自分の中では。

――正直、所英男が萎縮していたというか、堀口恭司を大きくしすぎていた部分はあったと思うんです。

堀口 まあ、そう思いますね。

――それだけ今、堀口恭司の勢いを敏感に感じ取っていたんでしょうね。

堀口 まあ、自分は今やらないとですからね。

(⬆︎抽選会翌日には、『週刊少年チャンピオン』にて『刃牙道』を連載中の板垣恵介先生との対談を行なった堀口。いったい何が話し合われたのか?)


――その後、もう3カ月くらいは経ちますけど、なんの変わりもなく?

堀口 あ、はい。普通にいつも通り練習していますね。

――では、『RIZIN 2017 in FUKUOKA -秋の陣-』(10月15日、マリンメッセ福岡)の話に進みますけど、会場に行かれて、その雰囲気を含め、全体的にどう感じましたか?

堀口 まあ、いい大会だったなと思いますね。それと自分が確認したかったのは、バンタム級の試合に出る、外国人選手を含め、あんまり映像とかがないので、それを観て、それをちょっと研究できた感じですね。面白そうな選手もいましたし。

――誰か目に止まった選手はいますか?

堀口 うーん。まあ、全員考えましたよね。この選手とやるならこういう動きとか、そういうイメージをしながら観ていました。

以下、その内容の一部を紹介
▪︎堀口×川尻戦の壁▪︎メイウェザー×マクレガーをどう観たか?▪︎あらためて優勝宣言!▪︎「ああいうキャラ(マネル・ケイプ)が出てきたのはありがたい!」

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