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虹の色が7色になったのはドレミファソラシに合わせるため。

どうも、こんにちは。色の基礎をお勉強中のNeji(ねじ)です。

ちょっと本格的過ぎた・・・でも面白い!

Webアプリを作っています。
これまでもいろいろやってきたのですが、そのたびに「パーツの色、どうしようかな・・・」という疑問にあたり、そのたびにカンで乗り切ってきました。(乗り切れたとは行っていない)

ここはイッパツ、連休を利用してちゃんと配色の勉強しちゃる!ということで、こちらの本をアタマから読んでいます。

最初は「ダ・ヴィンチからはじまる歴史の話」

お、おう・・・。
てっきり「相性の良い色の組み合わせはコレ!」みたいな、ツール的な本かと思っていたので、正直面食らいましたw

ただ、読み始めてみると・・・面白い!デザイナー経験のない私からしてみると「他業種のトリビアが満載のおもしろ本」として楽しめます。

・・・あ、知ってました?
「太陽の色には7色が混ざっている」のを発見したのは、あのニュートンなんですよ(ドヤ)。太陽光をプリズムに通して白い紙に当てると色の帯(スペクトル)が現れ、そのスペクトラムを収斂レンズ(なんだそれ)に通すとまた白い太陽光に戻る、という。
そして面白いのが、このスペクトルが「色に分かれたけど、何色になってるのかよくわからんな・・・助手くん、ちょっと確認しとくれ」(意訳)と、目の良い助手に色分けを確認してもらったそうな。ニュートンさん、目はあんまり良くなかったんでよしょうかね。
そして「たぶん、七色?ッス」(意訳)となった時「お、それってドレミファソラシと同じ数じゃん!そうか、色と音には関連性があるのだ!ハーモニー!!」(意訳)となった、んだそうです。へー、おもろ。

なんでもニュートンさんの時代は音楽は数学の分野のモノだったらしく、そして「和音の調和のように、自然の律みたいなものが万物にはある。もちろん色の世界にもある。」という考えだったそうな。なので「調和の取れる色の組み合わせ=ドミソの和音みたいなもん」という解釈がされ、その結果「光の中の色も楽器の音階と同じ7つ」という形で収まった、と。

オストワルトさんの「オストワルトシステム」に共感

画像はWikipedia「オストワルト表色系」より

もちろん、この本には実用的なツールも紹介されています。
色彩学の巨匠みたいな偉人がたくさん出てくるのですが、その中で「オストワルトシステム」(オストワルトさん作)がすごくピンと来ました。
システマチックで、プログラミングで実装しやすそう。というか、昔こういうツール自作してたわ(色相、彩度、明度を混ぜるやつ)。・・・オストワルドさん、もしかして私の前世かも知れぬ。

「色彩の世界」、奥深い・・・!

こちらの教科書、いま4割程度を読みました。面白い。
明日もこの本がっつり読んじゃうなーまた教養ついちゃうわー。

意図せずですが、せっかく色彩学に触れる機会が巡ってきたので、なにか色彩に関する仕事してみたいなー。

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