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ぽっちゃり本。

ここ1ヶ月ほどまともに本を読めていなかった。googleで検索して必要な情報を読んだり、twitterで誰かが書いた有益になりそうな記事やnoteを読んだり、文章には触れていたはずなのに本読みたいなあと思っていた。それがけっこう疑問だった。

久しぶりに小説を読むと同じ日本語とは思えないほど、言葉一つ一つが心地いいというかそんな気分で、感情をこんな表現ができるのかと嬉しくなってしまった。

必要な情報として文章を読むのとは一線を画すものなのだと思う。

作家さんというのは本当にすごくて、普段の生活の中で感じている何か言葉にできない頭の中にあるぼやっとしてものをスポーンと言葉にしていて、「ああ、それそれ!そういう事を言いたかった!」と登場人物に自分を重ね合わせて共感したりする。それが楽しかったりするのかな。

先日とある方が、『○○のための100の法則』とか『○○をするならこれだけをやりなさい』みたいな本を「マッチョな本」と表現していて、とても面白いなと思った。本屋に行ってビジネスコーナーの本棚を見たときこういった本がひしめいていると確かに圧を感じる。

マッチョな本も好きだし普通に読むけど、小説はそれとしてとてもいいよねというお話でした。

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