"これぞ、アメリカ流イケてる男" Ne-Yo 『In My Own Words』(2006)
ライター:しばけん
今回は、僕が洋楽をたくさん聞くきっかけになった1枚との思い出話(?)をご紹介します。音楽だけでなく、"イケてる男とは"を知るきっかけにもなった1枚です。いまだに聞いています、めちゃくちゃカッコいい。
Ne-Yoとの出会いはたしかテレビ神奈川で流れてたビルボードトップ40(この番組は今も続いています！)で見た「So Sick」のMVが最初だったかな。切ないイントロから始まり、J-POPには無い重低音のビートと甘くセクシーなハイトーンボイスのハーモニーに1発でやられちまいました。なんかドキドキしました。当時、小学4年とか5年の僕には良くも悪くも刺激的すぎる内容でしたね。
あと父がディスコ世代で、ブラックミュージックはもちろん、R&Bが好きだったこともあり、教えてあげたらすぐにこのアルバムを買ってくれて、ドライブする度に流していました。
そんなNe-Yoが翌年に出したアルバムがさらに刺激的で中毒性のある、あの「Because Of You」でした。当時の僕には少し早かったかな笑 でも本当に最高だった。感謝してます。
そんなNe-Yoも今ではモータウンのお偉いさんかー。
3. So Sick
上にも書きましたが、ここから僕の色々(?)が始まったと言っても過言ではありません。このMVをリビングで初めて見たときのことは今でもなんとなく覚えています。全てが初めての感覚で、知ってはいけない世界を知ってしまったようでした。あれから何度この曲を聞いたんだろう、色褪せないなー。
4. When You're Mad
この曲はアルバムを聞き始めて数年経ってから、再発見したというか、こんなにカッコいい曲だったっけみたいな感じでハマりました。端的に言うと、めちゃオシャレでオトナの曲なんです。これ以上オトナなコンテンツは、当時の僕には他に見つけられませんでした。
イントロはさすがNe-Yoって感じでそれだけでもお腹いっぱいのカッコ良さ。さらに、そこから1回間を置いてから入るビートが後乗りっていうのか、少しズレてるように感じるんだけど、それが心地よさでありグルーヴなんだと自分なりに理解し、満腹中枢が崩壊しました。
10.Sexy Love
子どもの時って好きな曲ばっか聞きますよね。柴田少年(僕)がドライブで何度も聞いていたのは「Track 3」と、この「Track 10」でした。
"Sexy..."というささやきから始まるこの曲は、So Sickと似た雰囲気だけど、こっちの方がなんかドキドキ感が強くて、それがクセになって何度も聞いていました。
改めてしっかり聞くと曲としてすごく丁寧で、こんな音鳴ってたんだ！っていうのがめちゃくちゃあります。一見シンプルなんだけど、実は細かいところまでこだわってる。
これぞ、イケてる男。
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