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夜キャンからの海

だめだ、ちょっと一旦書いて落ち着こう。

今週末は波が上がりそうだったし、やっと水曜に生理が来て、バイトを休むことが決定したから「Nさん、この週末は波上がりそうですね。私もやっと生理きて日曜は海行く予定なので一緒に入れたらいいなー」と送ってたら「まだ水曜ですよー。そんなときくらいはゆっくり休んでください」と。またやんわり断られたので悲しくて「またふられたー。やけ酒です。私は酔っ払うと誰かさんに会いたくなるけど、Nさんはそんなことないんでしょうね。あーあ。」と素直に送っていた。もちろん既読スルーされたけど、笑。

半分諦めて、昔から知り合いのおっちゃんと乗り合わせで行こうかとぎりぎりまで予定調整してた。結局おっちゃんは行けなくなったので、土曜の昼から一人で行って夕方入って友達の家にお泊まりして、日曜の朝海入って帰ることにしてた。日曜の夕方は先月からラブホの清掃バイトを始めたから帰らないといけなくて。

ダメ元で彼に連絡したら、彼も一人で行っていて、車泊予定とのこと。なんというチャンス!!

「もしよかったら夜一緒にたんしゃぶでも♪期待せず祈ってまーす」
前にサーフィンで車泊するとき近くのスーパーで牛たんを買ってたんしゃぶするんだ、それを一緒に食べたいって言ってくれてたから。でもプレッシャーを与えないように軽めに連絡しといた。

海から上がったら、ちょうど「スーパーで食材物色中」と来てた。

うわお!!

思わず電話。そこでも流れで、危うくチャンスを逃しそうになりながら、必死で食い下がって、彼との夜キャンにやっとこぎつけた。


ランクルに乗ってる彼。車にはいつもキャンプ道具が乗ってて、一人で車泊するときに簡単な調理をしたり、お湯をわかしてコーヒーを入れたりしてるみたい。おしゃれ~。私なら絶対しない、笑。外食一択。

そういう人っておもてなしするの、好きだよね~。


ってことで、いかとあじのお刺身、ポテサラ、それに牛タンとお肉、〆には天津飯とパインも。

彼はビール。私はチューハイとワインで。最後は一緒に日本酒もちらっと。

2時間くらい。いろいろ話しながら。いつもは話せない、前から聞きたいと思っていた彼の今後の夢、というか生活設計とか。そんなことも聞いた。


高齢の親の介護や相続のことなども考えないといけないけれど親は元気だし、現実逃避してる、とか。

会社の20代の子から告白されたけど、きっと財産狙いや、とか。(ご飯に誘われたけど、結局行ったのかどうか?は濁された。)私は彼のことが好きだけど、彼が他の人とどうにかなることを止める権利はないし、そうなったらなったで、私との縁はそこまでで、彼が幸せになれればそれがベストだと思うから、「若くても付き合ってみないとわからないですよ。せっかくだったら付き合ってみてもいいと思いますよ。」って普通に言った。本当にそう思うし。

実は自分に子供をプロサーファーにしてみたいなんて思ったりもするけど、もう年だし、種あるかもわからないし、そもそも勃つかどうかもわからないし(ってこれよく言うけど…誰ともしてない、一人でもやってないアピール?私との時めっちゃ元気だったけどね。去年の7月に一回やったきりだけどね。)、とか。

私の夢、将来海の近くに仲間何人かとシェアハウスで暮らしたい、って話をしてると「ねいちゃん結婚嫌いやもんね」と。嫌いというか、家族という距離が苦手なのと結局結婚してもどちらかが先に相手を見送ったら結局ひとりぼっちになるのがいやだから結婚じゃなくてシェアハウスなんだ、という話はしたけど。彼のあの言い方…やっぱり結婚したい?落ち着きたいのかな?


7時くらいから2時間食べながら話したら、また彼が「じゃあぼちぼちおひらきにしますか」と。いっつも終わりはしっかり提案するよね~。やだー、もっと一緒にいたい、お話ししたい。でもしかたない。別々の車で寝るしかない。でも、一緒にいるのが楽しすぎて、お酒の力もあって、外だけどぎゅーってハグしちゃった。まあ、公園で多少人もトイレにきたりするけど、まっくらだし。関係ないし。

でも、ハグしてるとき、やっぱり彼の手は開いたままで、私を抱きしめることはなかった。そしてひとしきりたったらやんわりと離された。はー、やっぱりそうか。

でも、次の日も朝から昼まで一緒に海入って楽しんだ。お昼パンでも買ってそのまま帰ろうかなと言う彼に「昨日のお礼にご飯おごらせてくださいよ」って言ったら、うれしそうに「そこまで言うなら」と応じてくれた。そのあとはまたコーヒーをおごり返してくれたけど。

そしてほんまにさよならして、帰ってから、素直な気持ちをLINEした。

「Nさん、昨日今日本当にありがとうございました。準備からゴミの片付けまで全部お世話になりっぱなしでしたけど、もーほんまにすっごく楽しくて、わー、やっぱり、大好きーー、ってなって、もっとずっと一緒にいたいなーって思っちゃいました。ま、私の気持ちはバレバレやと思いますけど。幸せに余韻に浸りながら帰ったら全然眠くなかったです。またタイミングが合う日を楽しみにしてまーす。
ゆっくり休んでください。」

彼からは「お疲れ様です。楽しかったですね~またまたよろしくね~」

ってだけだけど。多分照れてるんだと思う。
楽しかった、ってことと、またって言ってくれてるってことは、彼もほんとに楽しかったんだと思う。


あまりにも多幸感がすごすぎて、もう、なんなんだ、これってなって。具体的に何が他の人と違うんだろう、なんで彼のことそんなに好きなんだろう、この感覚、だめんずサーファーを好きだった時と一緒だ、って気付いて、「恋とは」ってググったら、もう、ほぼあてはまった、笑。うん、理由なんてないんだ、ただ、恋に落ちちゃっただけ、笑。何がどうこうじゃない、ただ、心がもう、好きなだけ。しかたないんだ。

そしていいように解釈すれば、だけど。
やっぱり私たちの仲をこの中途半端な状態にしてるのは私自身。彼もきっと私のことを好き、まではいかなくても気に入ってはいると思う。
だけど、「結婚したくない」「風俗バイトをしてる」「だから誰とも付き合えない」「移住してシェアハウスに住むのが夢」そんなことを言ってる私と畑や田んぼを受け継がないといけない、高齢の両親を持つ田舎の長男である彼に未来はあるのか?彼を思いとどまらせているのはそういうところなんじゃないかと思う。

私は。確かに結婚はもうあまりしたくないし、他人の親を介護するのもいやだ。でもひとりぼっちはこわい。自分の家族とは仲良くないし。サーフィンはずっとしたいから、それなら海の近くに移住してシェアハウス、っていうのが、今の私の一番実現可能な夢なのだ。

でも家族って言う距離を恐れなくていいよう、少しずつトライしているし、シェアハウスが絶対なのではなく、「ひとりぼっちで孤独死したくない」「死ぬまでずっとサーフィンしてたい」これらをくっつけた結果なのだ。だからそこの部分がクリアできるなら、形は変わってもいいんだ。そして、今の私は彼ともっとずっと一緒にいたい、って思ってる。

ただ、現実的に金銭的な問題や、サーフィンに行くお金や時間などを考えると、今はバイトをやめられない、だから彼ともそういう仲にはなれない。でも、彼が私とそういう関係になりたいと思ってくれてるのなら、私も覚悟決めて軌道修正するんだけどな。
いや、たらればで人任せにするのはだめだな。でももう少し彼の気持ちを知りたいな。


あ、だめだ、眠い。
ま、とりあえずそんな感じです。

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