前に進むための ひと休み
(2018.4.2の転載です)
葉桜の薄桃色と緑色の調和がなんとも心地よい、この春の日。(なんだか入学式の挨拶みたい)
今日から入社式、入学式、新学年が始まるという人も多いのではないでしょうか。ドキドキワクワクですね。
僕にとっても、新たなスタートを切る日でもあります。
実は、2018年4月から1年間休学することにしました。
色々と悩みましたが、この1年間はNPOや任意団体で自分の好きなこと、やりたいことに専念したいと思いました。
結局一度もスーツを着ずに就活から逃げましたが、1mmも後悔はしていないし、もう迷いはありません。
「なんで休学する必要があるの?」
そう思う方もいるかもしれません。
僕もちゃんと、言葉にすることは出来ていません。
しかし、一つ確かなのは、
「生きたいから。」
ということ。
僕は今まで、県立中高から現役で国公立大学、大学院と敷かれたレールの上でなんとなく生きてきました。
中学校では生徒会長や部長、高校でも何たら委員会の委員長をやらせてもらっていました。
周りから任されたということ自体はすごく嬉しかったけど、その「いい子」としての自分は本当の自分ではないのかな、ともやもや感じていました。
"優等生"を演じていた自分、自分にも他人にもなんとなく嘘をついてきた自分にとって、「生きている実感」は程遠い存在でした。
いつだって、その場しのぎで。表面的。
そんな自分が嫌だというか、もっと泥臭く、"生"にしがみつくような生き方をしたいと心のどこかで思っていました。
佐賀の田舎っぺが上京してきて、研究対象にしちゃう程公園が好きになったのも、みどりの中では自分は1人のちっぽけな人間に過ぎないって肌で感じれたし、木々の静けさの中に力強さを感じたから。こんな豊かな命に囲まれて暮らしたいと心から思ったから。
別に社会的な地位も名誉も要らないし、お金も要らない。
だから、とにかく豊かな暮らしがしたい。
というのが、最近のざっくりした願い。
「豊かさとは?」「生きるとは?」
その答えが見つかると信じて、休学を決断しました。
舗装された一直線の道よりも、泥々ででこぼこで、曲がりくねった道を選び続けて生きたい。
一歩ずつ歩き続けます。温かく見守ってもらえたら幸いです。
ただ、休学すると言っても生活拠点は東京だし、1年間平日は毎日10-17時でバイトかインターンをしているので、平日夜or土日皆さん遊んでください~◎
△2月から盆栽職人の方から頂いた"さっちゃん"。今後さっちゃんとともに成長していけたら。
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