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商品を売りたいのであれば、商品を売るな

今日はブランディングセッションで学んだことをまとめます。

まず、自分が売りたい商品を持っているとして、お客さんにその情報を知ってもらうには4つの方法があります。その方法を男女の恋愛に変換して説明します。

1つ目はマーケティングです。マーケティングは男の子が女の子に「好きです」と正面から言うこと。

2つ目はPRです。これは第三者から女の子に「○○くんがあなたのこと好きみたいよ」と間接的に言われていること。

3つ目はAdvertisingです。これは男の子が複数の女の子に「好きです」「好きです」「好きです」と言っていることです。

最後4つ目はブランディングです。これは女の子の方から「あなたのことが好きです」と言ってこられることです。

この最後のブランディングの部分が一番重要で、このブランディングでも4種類のブランディング方法があります。

1:コーポレートブランディング「どうつなげるのか

HP、ロゴ、パンフ、代表者、資本金 などが挙げられます。ここでのポイントが 競合を把握するが競合を作ってはいけない。ということです。

例えば Google は90%は広告収入で成り立っている会社なので実際は「広告会社」です。しかしあえて「うちは広告会社じゃないよ、システム開発会社だよ」などとあえて競合の多い広告会社とは言いません。

〇〇だが、〇〇ではないと明確に断言する。

2:プロダクトブランディング「何を伝えるか

価格、材料、パッケージ、雰囲気、効果、デザイン、希少性

3:マーケティングブランディング「どう広めるのか

チャネル(商品をお客様の元に届ける流通経路のこと)、ターゲット、SNS、ストーリー、メディア

4:セールスブランディング「どう売るのか

販売方法、提携先選択、顧客選定、資料

そもそもなぜブランディングが重要なの?という問いに対して一言で説明すると「ブランディングがないと負のスパイラルにハマり、事業が続かないから」です。

自社しかないサービスが提供できないと付加価値がなくなります。

価格競争→サービス競争→自己コスト→利益率低下→コスト削減→PR削減→シェア低下→

と負の無限ループに落ち入ります。

続いてはプロダクト戦略「価格設定の基本図」についてです。このセッションはとても面白かったです。

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あるお父さんがカフェを経営することになりました。新商品のカフェラテの価格調査をしたところ、500円だったら100人中100人が1杯500円でカフェラテを買うと言っていたので、一杯500円で売ろうとしているあるお父さんがいます。なお、1杯につき人件費が300円かかります。

この上の図を見ると一番「利益」が高いのは一杯1000円で売るやり方で、人来るために価格を下げても利益を生み出さないと意味がありません。売り上げなんてどうでもいいのでとにかく利益を意識する。この価格設定が下手くそだと速攻潰れます。(マジで聞いといて良かった)

「挑戦」ここの部分はどうやってこの商品にサービスで付加価値をつけるのか。ここがビジネスの楽しいところですね。

次に「マーケティングブランディング」の理解

例:マクドナルドとスターバックス

マック:ノウハウがあるから数を売ればいい

スタバ:全て同じ商品でフランチャイズをしない。ゆったりとしたスペースと時間があるから500円で売れる。

〈ブランディング戦略〉

例:美容師

スキル 2:8 付加価値(恋愛相談、コーディネートの相談、SNSの勉強など)

相場1000円からどうやって価値をあげるか。

この付加価値を高めるために使える3つを最後に紹介して終わりたいと思います。

①空間付加価値(店内の雰囲気、設計、など)

②商品付加価値(いいものを使う、素材をこだわる、など)

しかしこの2つはコストがかかります。しかし無料でできるのが

③サービス付加価値(無料でできて、なおかつ効果がある。エンターテイメント、どうやってお客さんをワクワクさせるか)

本日は以上です。ありがとうございました。












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