憎しみの網目
以前とある方に人生相談をした際に
「お前の人生なんてどうでもいいし、お前がどうなったって俺の人生じゃないから知ったこっちゃない」
と言われたのを未だに引きずって死にたくなることがある。
確実にそんなことを言う相手が悪いのは確かなのに、そこで
「死ね」「殺す」
ではなく
「死にたい」
という感情が湧いてしまうあたり、自分で言うのもアレだけど、優しすぎるんだろうな、悪い意味で。
あまりにも傷ついたので、それをインターネット上で匿名で軽く相談したのだが、励まして貰えたと同時に
「そんなこと平気で言える人に相談しない方がいい」
「その人は社会を生きるのがかなり無理な人」
「おばかさんだな」
と、当たり前だがその相談相手をとにかくディスられた。まああの発言だから当たり前ではあるのだが、なぜか私はその人がそこまで悪く言われてしまうのが悲しかった。
どんなに酷いこと言われてもされても、その人に少しでもいい部分があれば完全に憎むことが出来ない。
その人は悪い人じゃないんだ、責めないでくれ〜とすら思ってしまう。
いい加減ちゃんと憎しみを持つべき所で持てる人間になりたい。
そんな私でも人生で2人だけ心から憎んでいる人間がいる。
その人は私の細か〜〜〜〜〜い憎しみの網を見事通り抜けたMVP。
一生憎みます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?