真実は一つじゃない



私個人の考えです。どうしてもモヤモヤが続いてて、整理する為に書きます。私の落とし所はここだったよって話です。話があっちこっちします。



ヒップホップを知らない人たち、今までラップに触れてこなかった人たち、刺激的な歌詞に慣れてない人たち、そんな括りにされてしまっていて少し違和感。コラボ相手をよく知らずに文句ばっかり、潔癖すぎる、イルアミが過剰に反応してアンチに餌撒いてグローバルの足引っ張ってる、、、

あなたの周りに気にしてる人がいないから問題ないって事ではないよ。

マジョリティ的に問題がなくても、どこかで踏み台にされてきた人がいるのなら無視すべきではないと思う。


ただ、何も考えずに歌詞を書く人ではないであろうこともこれを読んで少しだけわかった。


アジア人を揶揄する言葉があったから、しかもそれをアジア人であるグクとのコラボ曲で使ったから(敢えてなのかなとも思うけど)よりアジア人であるイルアミのツイートが荒れたわけだけど。
もちろん日本人なのでsnsは日本語のポストが99%なわけで。ちゃんと(ちゃんと?)英語圏でも声をあげてる人はいたらしいという認識です。本国ではどうだったんだろう。

嫌なら聞かなければいいと言う人がいた。
そうかもしれないけど、一度は聞くわけじゃん。聞かないと嫌かどうかわからないし、一度聞いた上で違和感や疑問を提議しているわけで、、、というかいくら大衆に向けて書いた曲だったとしてもファンダムを無視してたらいつか終わりが来るよね。
私も同じこと思ったよ。嫌なら聞かなければいい。
でもこう言う事で議論できるファンダムで良かったなと思ったよ。きっと事務所や本人からこの歌詞についての言及なんかはないと思うけど。
嫌だからもう聞かない、何も言わないって人ばっかりだったらきっとこのまま廃れて行くだけだろうなとも思った。それぞれが気持ちに折り合いをつけて落とし所を見つけて推し活するしかないけどね。

あと一つ、古参のバンタンファンの方が英語曲で離れていった時、こう言う気持ちだったのかも。って厚かましくも思いました。

私は金曜日の13時、本当に初めてMVを見た時、字幕もつけずに曲と映像だけでどんな内容の歌詞かもわからなかったけど、見ながら「あぁジョングクの韓国語の歌が聞きたいな」と思ったんですよね。

いい曲だし彼の歌声が素晴らしいことには間違いないけど。

和訳を知って小さなささくれを感じてしまった以上、それに対して同じような疑問を持って声をあげてる人を見た以上、何も考えずに聞いたり手放しで擁護する事は私にはできませんでした。

それでもどうしても納得できないとか許せないとか、あまりにもモヤモヤが大きくなるようだったら、それは私が離れる時かなと思います。私の場合、意外とこのモヤモヤの原因は本人たちよりファンダムだったりするのでSNSとの付き合い方を変えれば済む問題ではあるけど。



KPOPスターじゃなくてPOPスターになりたいんだね
というポストを見てとても納得しました。

だけど当然army(私)も聞きますから、今までバンタンとして投げかけてきたメッセージとはあまりにもかけ離れててびっくりというか「事務所それオッケーしたの、?」って感じではあった。
本人の希望と事務所の展望と戦略と、どれだけ擦り合わせがあってどこまで彼が口出しできたかも分からないからやっぱりまず事務所!?となった。全てを把握してるはずだから。

この一つの曲の歌詞で、プロデューサーのみならず会社の経営体制にまで考えを巡らせてる方もいて興味深かった。ニコルさんに戻ってきて欲しいって言ってる方もたくさんいたね。

でも私が英語曲でバンタンに本格的にハマったように、グクのこのシングルきっかけでバンタンにハマる人もいるのかもしれない。
彼にとって一つの挑戦であることは間違いないよね。



こういうのを見てるから余計、これまでの積み重ねがなかったことになるんじゃないかと勝手ながら心配になったりもして。



そしてこちらはなかなかしっくり来た記事です。
Tinderなるほど、言われてみればそういう人いそう〜ってなった。

特に自分の国ではモテない白人男性がアジアに来て初めてチヤホヤされて舞い上がってしまっている感じが非常に赤裸々に表現されていると思いました。梨泰院や六本木あたりにゴロゴロいそう。つまり強烈な自虐ネタ、現代の恋愛事情の象徴だと考えると、なかなか面白い視点だと思います。でもそれを音楽として繰り返し聴きたいかというと、また別の話なのだ…。

今回の個性豊かなソロ活動を眺めていると「私が好きなバンタンのこの部分はこの人発信だったんだなあ」という発見と共に、それぞれが今までやりたくてもグループに遠慮してできなかった部分も見えてきて興味深い。グクの場合で言えば、ずっとこういうガッツリ大人なものをやってみたかったんだろうな、と。

私は今回のソロ活で誰よりも「やりたいことやれたんだね」と思えたのはテヒョンさんでした。
バンタンでは見られなかったであろう曲たちも、日本での考えられないほど多くのプロモーションも、YouTubeのコンテンツも。思えばそれは私が好きなものばかりだったからかもしれないな、と思いました。ジャズやブルース好きだし、私日本人だし、、、。

だから今回のこのシングルでやってきた事がグクのやりたい事だったんだとしたら、それはそれとして一度受け入れよう。彼の曲だってある意味バンタンでは聞けない曲だよね。昔のインタビューとか見てても海外の「カッコいい」にわかりやすく憧れてた感じあるしね。

ただ、

POPスターへの道のりだとしても、一途なグクとの対比であったとしても、アメリカにそういう文化があるんだとしても、ヒップホップとはそういうものなんだとしても、わざわざそういう表現をして欲しくなかったなと思った。

だから私はAltarnate Ver.を聞くし、その分次出るであろうアルバムを楽しみにしてる。
これが彼の全てではないのはわかってる。つもり。

GCF最高だったし、忙しい合間を縫ってweverseライブしてくれてありがたいし、満を持してのソロ活でやりたいこと出来てるならよかったねと思う。いろんなステージ見せてくれてかっこいい姿たくさん見せてくれて嬉しいよね。

でもそれはそれ、これはこれということ。
思い出したくもない、最近の投票で荒れた時にも思ったけど、なんでも美談にして彼らの苦労を盾にして見ないふりしちゃいけないこともある、と思う。

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