第一回Zelexy杯 レポート
こんにちは,ねくらです.
Zelexy杯とは?
Zelexy杯は,Zelexy氏がtonamel(https://tonamel.com/)にて開催しているマスターデュエルの大会です.
マスターデュエルのアンリミテッド環境は固まっており,イシズティアラメンツ,クシャトリラ,永続神碑の三強以外は基本的に使われていません.これらのデッキに共通しているデッキ破壊とカードパワーの強さに対抗できるデッキは今のところ見つけられていません.
そんな中,三強以外のデッキの探求として開催されたのが第一回Zelexy杯でした.
第一回Zelexy杯の概要
第一回Zelexy杯は,ティアラメンツ,クシャトリラ,神碑のテーマカードを使用禁止のルールで開催されました.開催日時は5/5 21:00でした.参加者全員がなぜかとうふと名乗っていました.
使用デッキ
三強以外のアンリミデッキを考えたことがなかったため,何を握るか悩みました.アンリミは永続罠のパワーが高く,永続を先攻で貼って相手のデッキに対策札がなければ基本勝てますし,後攻からも開き方によっては捲れる可能性があります.そのため,永続主体のエルドリッチを使用しようと考えていました.
が,どうせなら誰も使うことを考えていないようなデッキを使いたいという気持ちが湧いてしまったため,色々悩んだ結果イシズネクロを使用することにしました.
このデッキはアギケル,ルーラー,チェインで墓地を肥やし,シラユキとネクロフェイスを貯め,シラユキでネクロフェイスを除外,除外ゾーンのネクロフェイスを終焉の精霊で墓地に戻して,シラユキで再度除外することで,LOを狙うデッキです.
このデッキを選んだ理由ですが,普段のアンリミではイシズを使えるデッキが実質ティアラしかないのでこのレギュでなら使いたかったのと,先行LOワンキルで気持ちよくなりたかったからです.
採用カード
採用カードについて以下で説明します.
《朱光の宣告者》
イシズのお供,アトラクターに対する数少ない対抗札.しかし,相手ターンに起動してもティアラほど何も起こらない.星2チューナーなのも偉い時がある.
《PSYフレームギア・γ》
アトラクターに対する数少ない対抗札2.自ターンで起動出来たらエルフやルーラー,ハリファイバーなどになれる.正直抜いてもいい気がしている.
《PSYフレーム・ドライバー》
手札にくると溜息をつくカードNo1.このデッキではペンデュラム召喚で場に出してシンクロ素材やリンク素材に使えなくもない.
《宣告者の神巫》
イシズを落とせるため採用.基本的にハリファイバーで持ってきて,エルフで蘇生するのを想定している.このカードに召喚権を使うのはあまり強くないと判断したため1枚採用.
《超重武者バイ-Q》
バカカード.ワカU4を持ってくるだけでなく,エルフなどで釣ってレベルを4にすることでランク4の素材やシンクロ素材にすることができる.
《超重神童ワカ-U4》
バカカード2.召喚権を使わずにランク4あるいはレベル8シンクロを立てられる.また,ペンデュラムスケールを揃えることが出来るので,手札にたまったシラユキやネクロフェイスなどを盤面に出力できる.
《超重武者ビッグベン-K》
ガイアブースターサーチとペンデュラムスケール用のカード.素引きしたくないし,ワカU4の特殊召喚効果を使えなくてもペンデュラムスケールさえ揃えば何とかなりそうなので1枚でも良かったかも.
《超重武者装留ガイア・ブースター》
召喚権を使わないランク4,レベル8シンクロのために入っている.それだけ.
《レボリューション・シンクロン》
後手札兼誘発貫通札,基本勝てない罠対面でレベル4を召喚し油断した相手にブラロを叩き込むことを想定している(練習会で一度エクソ対面で決まった).先行ではブラロを出した後に蘇生し,カオスルーラーやハリファイバーを作る.
《ジャイアント・レックス》 《ヘルカイトプテラ》
除外した場合に特殊召喚できる星4モンスター.ある程度回った後にアマテラスやデュガレスを立てるために出したり,落ちが弱い時にこいつらが除外される可能性にかけてネクロフェイスを起動したりする.
《ネクロフェイス》
このデッキの核.このカードの除外時効果を何度も起動することで相手のデッキを枯らす.一応星4なので各種素材にもなる.
《妖精伝姫-シラユキ》
このデッキの核2.このカードでネクロフェイスなどを除外したり各種素材にしたりする.除外するカード7枚を選ぶのに時間がかかるためこちらのタイムアウトの要因になりがち.
《終焉の精霊》
このデッキの核3.場に出力したこのカードをバロネスやヌトスで割ることでネクロフェイスを墓地に戻す.1枚あれば展開できるので1枚採用.このカードにもターン1がないため2回使いまわすと60デッキも枯らせる.
《古衛兵アギド》 《古尖兵ケルベク》
このデッキを握りたくなった要因のアホカード.ひとたび墓地に落ちると急にパチンコが始まる.アギトは手札効果で展開できるし,ケルベクは手札誘発としても使える.
《剣神官ムドラ》 《宿神像ケルドウ》
アホカード2. コストでアギケルを切ると祭りが始まる.一応召喚権を使わずに星4を出力できる札でもある.相手の墓地に落ちたムドケルやチェイン,バロネスなど使いまわすためにデッキに戻す役割もある.ケルドウはサーチもできるので3枚,ムドラはデッキ枚数の都合で2枚とした.
《旧神ヌトス》
精霊を割るカード.基本的にはシンクロモンスター+エクシーズモンスターを墓地に送って正規召喚する.手札の星4モンスターを特殊召喚する効果もある.神巫で落として割ることもできる.
初めてこのデッキを知った時,このカードの使い方が美しすぎると思った.
《ブラック・ローズ・ドラゴン》
レボシンで出す先のカード.後手のぶっぱや先手のカオスルーラーの素材になる.一応精霊も割れる.
《混沌魔龍 カオス・ルーラー》
アホカード3.墓地送り効果も蘇生効果も強い.超重武者初動ではスケールがそろっているため,シラユキをあえて手札に加えることもある.蘇生したこのカードは除外されてしまうため,ヌトスの素材にはできないので注意.
《アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン》
シンクロの中継地点.星2を蘇生してバロネスやディスパテルを出したりする.
《フルール・ド・バロネス》
精霊を割るカード2.誘発ケア札でもある.名称ターン1がないため,上振れればムドケルで戻して出し直すことで再度効果を使える.
《深淵の神獣ディス・パテル》
基本的に除外ゾーンに落ちた精霊やシラユキを出すために使う.カオスルーラー+星2チューナーでも出せる.
《ラヴァルバル・チェイン》
アホカード4.星4が2枚並ぶとおろかな埋葬をすることが出来ると書いてある.デッキの大半を星4で固めたのはこのカードを出すためである.名称ターン1がないので使いまわせる.
《外神ナイアルラ》 《外神アザトート》
モンスター誘発ケアや後手用のカード.ナイアルラで手札から墓地に落とすこともできる.
《No.60 刻不知のデュガレス》
便利カード.パーツが足りないときには2ドロー1ディス,足りてるときには墓地のモンスターを必要に応じて出す.
《武神姫-アマテラス》
精霊を除外ゾーンから特殊召喚する用のカード.
《水晶機巧-ハリファイバー》
神巫やバイクを呼び出すカード.基本そのままエルフになる.
《クロシープ》
リンク先にヌトスを出すことで蘇生効果を使える.素材の緩いリンクモンスターでもあるため,場のモンスターを墓地に送りたいときにも使う.
《地霊媒師アウス》
自由枠.こちらのモンスターの大半が地属性であり,変なデッキでない限り相手のデッキには増Gが採用されていると考えたため採用した.
《スプライト・エルフ》
基本星2チューナーを蘇生してシンクロ展開につなげる用のカード.対象耐性付与も偉い.
大会の結果
1試合目
シード 神に感謝
2試合目
後攻 対戦相手は超重武者
バロネス,赤き,エクストリオ,マスラO,エルフの盤面になりかけるが,ケルベクの手札効果で赤きを戻すことに成功.バロネスでケルベクを破壊される.
ワカU4効果にエクストリオ,その後アギトの手札効果を発動し,無効化されなかったためケルベクをSS.アギケルの二体でナイアルラアザトートを決めることに成功.0妨害になるが落ちが弱く,LOに失敗し敗北.ゼロヴォロスを採用すればよかったと後悔.
結果 5位でした.
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