私にはメリハリがない

私にはメリハリがない

スケジュール感覚が人より希薄だと思う

私の中には化け物がいる

ヘドロみたいな、キチガイみたいな母親の一部だった怠惰な、株で大金当てた人の人生みたいな快適で自分勝手な生活

私はその快適さが羨ましかった

この世で一番恵まれた人間はこれだと思っていた

fireよりも会社員よりもイーロンマスクよりも、全ての人間や社会が究極的に目指している生きている間の永遠の眠りがそこにあった

しかも人として周りに認められている

本人はキチガイで不満ばかりを吐いていたが、私はもっと上手くやれると思った

そうして形にしていった

怠惰で、一人の時間を永遠に貪ることができる形を作り出した

それは私の究極の理想だ

体現者は常に目の前にいたのだ

実現不可能な夢ではない

だが現実的ではない

いや来年死ぬなら実現できる

死ぬのは嬉しい

だが自殺は難しい

自殺を達成できる人間はとてつもなくすごい

だから年間2万人しか死んでないのだ

年間100万人死んで自殺は2万人しかいない

私の中には化け物の一部を模倣してより環境に適応させて作り出した水っぽい何かがいる