アストンヴィラくん、夏のお小遣いはどうするの?

きみはアストンヴィラを知っているか!?19−20シーズンはリーグ13位の41得点、そしてなんと言ってもリーグ19位の守備力を誇る67失点!最終順位は17位で下から4番目だ!なんとかプレミア残留を果たしたアストンヴィラくんだが、この夏はやることが盛り沢山!アストンヴィラくんの放出候補は?誰をとるの?移籍金は?大学は?彼氏は?調べてみました!


放出候補

GK ニーラン カリニッチ

DF エルモ テイラー ブリー

MF ランズ ナカンバ

WG ガジ、ホタ

ST ホーガン、ウェス、ケイナン


そしてこの夏買わないといけないポジションと人数がこちらだ!

GK 1枚

CB 1~2枚

SB 2枚

CM 1~3枚

WG 2枚

ST 1~2枚

以上、最大で13名が必要だ!

昨夏は12名を獲得し1億3200万ポンドを使ったアストンヴィラくん、今年の夏もアツいぜ!

次からは移籍市場での優先度を独断と偏見で、獲得候補の名前をSky、Birmingham mail、Daily mail、transfermarktあたりから適当にピックアップしていくぞい!


GK 移籍市場での優先度 中(40~60%)

主な候補  Pepe Reina(12試合20失点), Aaron Ramsdale(37試合62失点)

1月に骨折で長期間の離脱を強いられてしまった正守護神、ヒートンは開幕に間に合わず9~10月頃復帰見込み。ニーランとカリニッチは放出候補となっており、アストンヴィラが欲しいのはヒートンのバックアップ、あるいは後継者。

その条件を受け入れられる(可能であればそれなりに試合経験を積んだ)中堅層のキーパーが理想。その面で22歳、世代別の代表経験があり降格したチェリーズのゴールマウスを任されていたラムズデールはポテンシャル十分だが、一説には移籍金が2000万ポンド近く、とてもバックアッパーに払う金額ではない。レイナのローンを模索しつつ、他チームの2番手やロッカールームで信頼できる3番手などを吟味したいため、この夏1番にとるポジションではないかな。あと、その若くて降格したチームの世代別代表経験のあるキーパーをとる流れ、記憶にある。ジェド・スティアーってご存知ですか?(ナイツ塙)


CB 優先度 中〜高(70~80%)

主な候補 みつからんかった。

リーグ19位、ブービーの67失点はテコ入れ必須。ミングスはパフォーマンスが高い時は対人、カバーリングで鬼のような守備を見せるが安定感を欠き、コンサ、エンゲルス、コートニーの3人はプレミアでやっていくレベルにあるのか怪しく、(ミングスはちょいちょい出てたっぽいけど)4人ともプレミア初挑戦で見事実力差を見せつけられ、定位置を約束出来るパフォーマンスとは言い難かった。ミングスの隣、あるいは不在時にリーダーシップを発揮できる経験あるCBが最低1枚は欲しい。空中戦に弱いので、制空権がとれるタイプであれば尚よし。具体的な名前が出ていないが、CBは補強ポイントだという報道はあるのでデッドラインデー付近でベテランをちょろっと取ってきそう。1試合も出ないタイプの補強。


SB 優先度 高(80%)

主な候補 Faouzi Ghoulam(9試合1アシスト),Aaron Hickey(22試合1ゴール1アシスト)

主なターゲット(左サイドバックではない)として名前が出ているのはレフトバック。チャンピオンシップ時代を支えてくれたテイラーはパフォーマンスが極めて悪く、放出候補であり買い手がつかない場合でも試合に出すにはリスクが高すぎる。ナポリのレフトバックとしてCLも戦ったグラムは筋肉系の負傷やマリオルイの台頭もあり19−20シーズンは出場わずか9試合らしい。セリエはちゃんと情報追ってないから確かなことは言えないが、ともかく9試合らしい。代理人を務めるジョルジュメンデスが移籍を画策しているらしく、ウルヴズ、リールもグラムを狙っている様子。29歳のグラムはtransfermarkt上で900万ユーロ前後。ポイントを押さえた補強になり得るか。一方アーロンヒッキー?はスコットランド、ハーツで売り出し中の18歳。150万ポンド前後と報じられているが、獲得レースはヴィラを始めボローニャ、セルティック、レンジャース、バイエルンなんかの名前もあり望み薄。

あんまりツイーヨ検索に引っかからないが、クラブはエルモの放出を検討しているらしく右も補強ポイントの予定。高パフォーマンス時には当たりの強さと際どいクロスでアクセントになるが、不調時にはガバるアストンヴィラ伝統の自動ドアと化す。バックアッパーとして残る道もありそうなので、進展を待つのみか。


CM 優先度 やや低〜必須(40~90%)

主な候補 James McCarthy(33試合0ゴール0アシスト)、Conor Gallagher(45試合6ゴール11アシスト)

中盤は頭数だけ多く整理必須。来季も4−3−3を続ける場合、中盤3枚のうち2枚はマッギンとドウグラスで確定。残りの1枠をランズ、ナカンバ、フリハンで争っているのが現状。それなりに器用で走れるランズ、守備の人ナカンバ、セットプレー全部こいつに蹴らせろお兄さんフリハン。みんな違ってみんないいが、みんな闘うには武器が足りない。

そこでチームに欠けていたpremier league experiencedをもたらしてくれるだろうということで、残り契約が1年で33歳と買い手がつくうちが売り時といった感じのマッカーシーの名前が上がってきた。お値段500万ポンド程度らしく、いかにもスカッドの整理対象といった感じ。実はめちゃくちゃ若いチームなのでロッカールームのリーダー候補にもなり得るか。もうひとりはコナーギャラガー、こちらはロンドンの方のブルーズからローン。テリーコーチのコネを使い、タミーを預かった実績を盾に若手を拝借しようと計画中。恐らくマッギンのバックアップとしてのローンだと思うが、如何せんプレーを見てないのでどの程度出場機会があるのかわからん。仮にバックアップだとして本人が受け入れられるのか、ローン元が貸してくれるのか、判断に困るところ。

そして急転直下、ここにきてチャンピオンズリーグ敗退、リーグもリバプールに奪われ手元に残ったのはヴィラと戦ったカップ戦のみという某マンチェスターの青いところがドウグラスの買い戻し条項を行使するかも、という噂がにわかに囁かれはじめ、アストンヴィラ首脳陣は戦々恐々。クラブに拒否権はなく、ドウグラスも加入当初シティ復帰を目標としていたことから行使された場合に主力を失うことになるのは避けられない。基本的には大きくいじる箇所ではなかっただけに、代役のリストアップはかなり後手に回ることになりそう。基本優先度は中、ドウグラスの買い戻しが行使された場合は必須。


WG 優先度 必須(100%)

主な候補 Said Benrahma(43試合17ゴール9アシスト), Milot Rashica(28試合8ゴール7アシスト),Franco Cervi(23試合2ゴール1アシスト)

昨季のヴィラで圧倒的なクオリティ不足、レギュラーを固定できなかったウイングは今夏最優先のポジション。

ここ2年くらいずっと名前があがり続けていたアストンヴィラの恋人サイド・ベンラフマはそのネームバリューをぐんぐん上げ、移籍金は今や最低2000万ポンド、獲得レースには西公や水晶宮殿といったいつものメンバーの他にチェルシーやアーセナルが参戦するなど苛烈を極める。大陸大会や給与面などを考えるとヴィラはかなり不利だが、監督スミスのブレントフォードコネでどれだけアドバンテージをとれるか。そしてベンラフマの移籍報道がヒートアップする中、突如として現れたのがミロトラシカ。ミロ・ラシツァかもしれない。コソヴォ国籍のウインガーはブンデスで実績ある24歳。2200〜2500万ポンドと言われる移籍金で合意したという報道と、本人が「残留争いしたくない」と発言しヴィラを拒絶したという報道、そしてミラン、リバプール、ライプツィヒが競合しているという報道の三つ巴になっており、移籍の可能性はまっっっっったくわからん。そしてこの2日でさらに湧いて現れたフランコチェルビ。ベンフィカの左利きで1500万ポンド前後。セルタ、ベジクタシュと競合らしい。信憑性はかなり薄いと思う。よくわからんがそういう噂が出てくるの好きだよ(小並感)。


ST 優先度 必須(95%)

主な候補 Ollie Watkins(46試合25ゴール3アシスト) Callum Wilson(35試合8ゴール3アシスト) Odsonne Edouard(27試合21ゴール12アシスト) 

昨夏クラブレコードを更新したブラジル人ストライカー、ウェスレイは21試合5得点、足をぶっ壊しシーズン半ばでリタイア、1年で放出候補に。冬に獲得したサマッタも1ゴール、ケイナンは0ゴールとストライカーが尽く不発。

ここで白羽の矢がたったのはまたしても監督スミスの古巣ブレントフォードからオリーワトキンス。チャンピオンシップでのシーズン25ゴールは18−19シーズンのタミーに並ぶ数字で得点力に期待したいが、一昨シーズンは41試合で10ゴール、45試合で10ゴール。それぞれウイングでのプレイが主だったらしいが、ストライカー1年目の選手に賭けることができるか。ワトキンス周りの報道は既にヴィラ一色、移籍条項があるらしく、初期の報道では1800万ポンドだったのが気づけば2500万ポンド近くまで上がっている。それはなんで?(オズワルド伊藤)もうひとり初期から名前が挙がっていたのがカラムウィルソン、ラムズデールと同様降格したチェリーズの主力で、来シーズン29歳のストライカー。お値段3000万ポンドと高額だったが、ホーガンが欲しいらしくホーガン+1000万でとれるらしい、というとんでもない噂が流れていた。ところがスペシャルワンがウィルソンを欲しがっているらしく、ヴィラの線はほぼ消滅。そしてここ数日メディアを騒がせているのがセルティックのオドソンエドゥアルド(?)、フランス領ギアナ生まれ、フランス世代別代表経験のあるPSGユース出身。移籍金は4000万ポンドとかいうバカみたいな値段設定がされておりイマイチ信憑性に欠けるが、セルティックとはなんとなくいい関係なイメージがあるので、可能性は0ではないかも、程度。ちなみに競合はレスターが有力視されていて、アーセナルも候補のひとり程度に考えているとかなんとか。やはり本命はワトキンスで、あとはウェスレイを売れば他の候補に動くって感じになりそう。


ということで、移籍市場の噂でした。

個人的な優先度は

WG ≧ ST > SB = CB > GK > CM

って感じ。あくまでも個人の見解、意見になりアストンヴィラ公式とは一切関係ございませんのであしからず。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?