大鳳堂のレーズンパン
朝ごはん
びっくりするぐらいおいしい
私の作る
日本酒に漬けたレーズンの味
介護の疲れに染みる
人生は選択と洗濯の連続だ
パンひとつ選ぶことも選択
洗剤を無香料にすることも選択
今日の服を決めるのも選択
YESorNOも大切だが
それ以外にも選択肢はある
ハイターの短歌は書きませんが
老人介護にハイターはすごい!
胆石にウルソデオキシコールは血豆でも
トイレハイターは尿石を溶かす
こんな石が体の中にあったら
胆管も詰まるよなー
ハイターは飲んだら危険です。
昼食は
「おとっつあんお粥が出来ました。」
ではなくて
「お父さん、結構食べたじゃん。」
また横浜弁で
あきたこまち
地鶏の卵
自家製の梅漬け
上等な粥です。
「あーん」までは言いませんが
「まだ熱あるねー」
「冷たい」
頭に当てた手がね
夕飯はハンバーグとお粥とラタトゥイユ
お粥は長芋と卵と梅漬け
お父さんはハンバーグは食べられなかったけど
お粥を少しと
牛乳みかんゼリーを完食
そろそろ涼しくなるのでアイスも寒いかな
介護食は離乳食と同じで
手を掛けて作っても
食べなかったりする
それは別に構わない
私は歌詞カード以外の詩を
ほとんど読んだことが無い
幼児期にマザーグースのセットを戴いて
繰り返し読んだ
誰か素敵な叔母さんがくれたのかもしれず
私も子供に本を与えている
町田康先生は歌手だから
やはり歌詞だ
イスラエルジャンプを繰り返しには
メロディか叫びがあるんだろうか?
散歩の通り道に猫が寝ている店があって
いつも見に行く
白くて肉球がピンクの猫もいいなあ
食道がんについて調べるのが怖かった
お父さんは緩和ケア一択だ
お母さんはミュンヒハウゼン症候群の末期で狂気だ
新しいメンタルクリニックの先生に
姪が薬を飲まされている話をしたい
私のように内臓が弱くなっては困る
ミュンヒハウゼン症候群の
泥水を点滴して目立ちたい母親は
一種の寓話で
その母親が泥水人間だ
今朝は
座敷の私の前で
庭の一枚の葉っぱを踏み潰した
さすが
髙橋の墓の前で
マッチを踏み潰す人間は違う
しつこい精神病はお母さんだ
人格異常者を精神病と呼び
発達障害は病気ではない
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