カード 031 脳と言葉
このカードは 031「脳と言葉 」です。
生命から切り出されて個となっている意識は、個へと進む道 か 生命に還る道か、２方向の選択肢を常に持っています。
カード027「迂回路」の段階を基本に、その２方向の選択肢をあらわしてみます。特に言葉、そして言葉にともなう在り方が選択できます。
右脳へ刺激が流れる言葉は、個が「主語であることをやめる」ための、自分をゆだねる言葉です。
この言葉と態度を続けていると、左脳側の刺激が減り、血流と栄養が右脳へと流れ込み、右脳の意識が活性化してきます。
呼びかけは、オカンはいつも「本体さん」と呼びますが、「生命さん」でも「神さま」でも「大いなるすべて」でも良いのです。
あなたに、神の量子・原子・分子を分け与えて身体を作り、エネルギーを循環させて維持し、同じように生命から切り出した「個」という自由を与えてくれた、その誰かに呼びかけるのです。
その誰かがあなたの本体で、あなたを生きています。今、この瞬間も。
あなたはそこから切り出された個であり、もうこれ以上孤独の道を歩むつもりが無いのなら、ゆだねて、還る道をいきましょう。
ゆだねたとたん、肩のちからが抜け、アゴのちからが抜け、あなたは薄く軽く集中した小さな意識になります。「個」という意識を維持していた膨大な血流が、頭蓋骨のなかから身体に戻ってきます。（ちょっと身体が重く感じるぐらいです）
ゆだねるときは、１００％ぜんぶ、すっかりゆだねましょう。
左脳へ刺激が流れる言葉は、「個」が存在して、外側の社会とあい対している言葉です。
個は自分を試し、磨き、金属を精錬するように打ちます。
個が強く成長するにしたがい、自信と明るい気分を身につけることができるでしょう。
その経験から、優しさと共感を身につけ、いきいきと輝きます。
そして、いつの日か、道を戻るタイミングがきたことを知ります。
自身の経験すべてが生命へのすばらしい宝物となり、歓迎され、祝福されることを知って、喜びのなかで生命に還るでしょう。
道は、常に２方向です。
どちらの脳に栄養を送るか、決めることができます。
選ぶことができます。
にほんブログ村ランキング参加してみました。