霊を滅する

除霊は、霊を強引に引き離し、浄霊は、霊と交渉の末、離れてもらう。

さらに消霊と呼ばれるものがあり、霊を滅することになります。消滅させてしまうのです。

日本では、退魔をする者が不足していると聞きました。

海外でのエクソシストと同じ意味になります。

退魔を専門にやれば、退魔師と呼んでいいものかどうか。

退魔師という言葉は、歴史上存在しておりません。

造語になってしまいます。しかし、霊媒師とはまた異なります。

霊媒師は、霊視や亡くなった者の言葉を伝えたりしますので、霊を滅することを専門にやるわけにはいかないのです。

私は、以前の師匠から退魔の技術を学びました。ネクロマンサーをやっていく上で、霊と共存共栄していくために退魔は必要かどうかと試行錯誤致しました。

その結果、ネクロマンサーとしてでも、どう頑張ってみても友好的になれない霊が存在するということがわかりました。

退魔をする場合には、霊の代わりに自然と交渉して折り合いをつけてから行います。

いきなり消滅するのではなく、霊が煙のようなものを吐いたりして苦しそうにするときもあり、徐々に消えていきます。




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