おじさんSSWがSSWおじさんについて考える

どうも。

年が明けると年男36歳になるびっちびちのおじさんSSW(シンガーソングライター)ことねこぜ・こーじです。

最近はライブハウスでライブにもあまりイケてないのですが、ふと時間があったのでSSWおじさんについて思いを馳せております。

ということでおじさんSSWでありさらにはSSWおじさんでもある私が今思うことについてまとめていきたいと思います。

SSWおじさんとは

調べてみても「明確にこれ」って感じる定義が見つからなかったのですが以下のような人のことを言うようです。

インディーズの女性シンガーソングライターを追っかけている中年男性たち

シンガーソングライターを専門に追いかけているおじさんシンガーソングライターを専門に追いかけているおじさん

女性シンガーソングライターに粘着する一部の迷惑な“おじさん”たち

う~~む。。。
これだけ見るとかなりネガティブだけどそういう風に見えてしまうのが現実なんだろうな。

どんな人種でも一部の目立つ人が代表例として挙がってしまうからこういう印象になってしまう。
ちなみにねこぜ的解釈では、、、

SSWおじさんの定義
シンガーソングライター(※)が好きな音楽おじさん
※男女問わず

うん、シンプル!

まず第一にいまのインディーズ音楽業界を支えているのは、こういう音楽が好きな人たちであることは間違いないです。
(#ライブハウスを守ってくれてありがとう)

春先程ではないにしろライブハウスが矢面に立たされた時に、そこに出演するアーティストの次にライブハウスのことを考えていたはずです。

ただし、先述した通りその中の一部になるのですが、俗にいう迷惑行為をしている輩も存在します。

よくある迷惑行為

こういったネガティブな情報は色んな方がまとめているのでGoogle先生の力を借りた結果を抜粋します。

「今度一緒にスタジオ入ろう」と誘うおじさん
突然ライブハウスのPA卓をいじるおじさん
無銭でがっつくおじさん
上から目線で図々しく説教するおじさん
執拗にごはんに誘うおじさん

参考リンク

出てきますね。。。。

その中でこのコメントが群を抜いてやばいなと思ったのがこれ。

女性SSWのライブに通う人の中には、ライブを2,000円〜3,000円で若い女の子と話ができるコスパがいいキャバクラかなんかだと勘違いしとる人もおるぐらいだでね。
-「SSWおじさん問題に対してプロSSWおじさんが思うこと。」より抜粋

最終的には音楽が好きならいいかもって思ってしますが、肌感でいうとこれが悪い例の実態なんだと思う。

「ファンを大事にする」というと聞こえがいいが、ファンという定義は今一度明確にしないといけないと思います。

ファンの定義

これはキンコン西野が言ってたことが分かりやすい

ファン
現在の価値の延長線上にある、もっと良い未来の価値に期待し、共に歩んでくれる存在
クレーマー
あなたが死ぬ気で築いた場所を、マイスペースのように我が物顔で扱っている
株主
あなたを買った人

ざっくりまとめると言うとこんな感じです。

要するにあなたが考えた末にやりたいことを全肯定してくれて応援してくれる人「ファン」です。

そしてあなたの欲求を満たすための行為しかしない人は「ファン」ではなく「クレーマー」です。

ここを深堀すると今回の論点からずれてしまうので一旦ここまでにします。

何となく全体像が見えたところでSSWおじさんが近くにいることのメリットデメリットを見ていきましょう。

SSWおじさんが近くにいることのメリットデメリット

まずメリットから。。。

メリット
チケットが売れる(集客できる)
CDが売れる
物販が売れる

何か売れる系しか出てこなかったけど、シンプルにSSWとしてはお金の面で助かる。
(#お金は大事)

ライブ出演も安くはない。
一回のライブでライブハウスから提示されるノルマを支払い、交通費がかかり、練習するスタジオ代、楽器のメンテナンス代。。。。
活動をするにはお金がかかる。
(#お金は大事)

もちろんぶっちぎりでいい作品を作って、ぶっちぎったマーケティングをしていれば話は別だがお金はどうあがいても外せない悩み。
(#お金は大事)

続いてデメリット

デメリット
周りから媚ていると思われる(本心だったとしても)
ライブ中聞いてない人がいる(寝てる場合もある)
おじさん以外のファンがつきにくくなる

結構渋い内容だが背に腹は代えられないと耐える人もいるはず。
(#やっぱりお金は大事)

結果的に最終的な目標にたどり着ければいいのだが、たどり着けなかったときに絶対に後悔する。

ここら辺は海保さんが過去にアップした記事を参照するとよい。

全力で三井さんにならないでほしい。

調べれば調べるほどSSWが不幸になることしか書けないので最後にアーティストは陰湿なSSWに近づかれないように、お客さんはSSWに迷惑をかける存在にならないために双方の解決策を考えてみた。

SSWおじさん問題解決策

・SSW編

先述の海保さんに記事を踏まえてこんな感じでどうだろう?

・物販ではトーク禁止
・写真撮影不可にする
・嫌なことリストをSNSで明記しておく
・CDにおしゃべり券を付ける

現在コロナの影響もあってライブ後の物販の時間をとらない(もしくは少なくする)ライブハウスが増えている。

これはチャンスとばかりに今までの物販のやり方を変えてみるもの手だと思う。
個人的にCDにおしゃべり券はいいと思う。
プライドが邪魔して買わない人もいるし、行為に収入が発生する。

それによってファンは減るかもしれない。でも思い出してほしい。
先程書いた通りそんな人はファンではなくただのクレーマーだ。

こんな時代だからこそ「お金を落とすクレーマー」と「迷惑行為のおじさん」を天秤にかけて選択しなくてはいけないと思う。

・お客さん編

だらだら書いたが正直こここの記事の言いたかったことだ
(#結論までが遅すぎる)

迷惑行為をやらなければいい!
(シンプルイズベスト)

迷惑行為を再掲載すると

「今度一緒にスタジオ入ろう」と誘うおじさん
突然ライブハウスのPA卓をいじるおじさん
無銭でがっつくおじさん
上から目線で図々しく説教するおじさん
執拗にごはんに誘うおじさん

上記行為はだめ絶対!

今の時代SNSでSSW同士がつながっているので情報はあっという間に知れ渡りますよ。
(#芸能人の不倫と一緒ですね)

そんなこと気にせん!って人だったとしても失った人間的な価値は永遠に戻ってこないんですわ。

最後に

結局この記事で何が言いたかったかというと、、、、

他人の気持ちを考えましょうね

ってことです。

SSWだって好き嫌いはありますよ。
だって人間だもの。
(#謎のみつを風)

音楽を好きな人に悪い人はいないなんてきれいごとで悪い人はどこにでもいます。

あなたは自分は違うと言い聞かせていますか?
そう思ったのならそれはやましいことがあるからです。
その行為、初弁は自分の欲望を満たすためにやっていることではないですか?

本当にそのアーティストを応援したいなら一旦深呼吸して自分がやっていることを考えてみてください。

ただし、純粋な音楽が好きなSSWおじさんは確実に存在します。
自分がそうした人になれるようにしっかりと何かを応援することという心構えをもって生きていきましょう。

コロナの影響で外出ができない年末です。
休みの間にしっかり頭を整理して2021年を迎えましょう。

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