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no.85:素敵な贈り物

今日は大切な4連休の第一日目。

朝起きてピアノを5時間は練習をして
レッスンに行ったのですが
すごく出来が悪くて
帰り道はションボリでした。


まだこの悪い癖が治っていない。
もう人間界で50年も生息しているのに
この悪い癖の完治はインポッシブルです。
「自分に厳しい」

敵を作って身動きがし難くならないように
ゆるキャラを装っていても
チョロチョロ顔を出す
「自分に厳しい」性格。


ここまで練習したのに
なんで同じところでミスをするだろう・・・
今までの練習時間が無意味に感じてしまいます。

「いや、ここまで練習してこなかったら、もっとミスタッチを盛大にお披露目していただろう、この程度で済んだのはやっぱり練習の賜物」

と思うのですが
折角のポジティヴな考えを打ち消すように

「もうこれ以上はこの曲を弾けるようにならないのかもしれない」

とネガティヴな考えに包まれます。


いちばん自分にシックリしない考え
「プロじゃない、趣味なんだから楽しもう」です。

<趣味>

そんなのは100も承知です。
けど、自分がやり残していて
気になる事を
マジに取り組みたいわけなのです。

3歳からピアノを弾き始めていますが
弾いた事がない曲はまだまだあります。
できるだけ多くの曲を
残された人生の中で弾きたいと思っています。


作曲家について
当時の世界について
曲の構成や背景を
調べることも
大好きな作業です。

実は、この趣味
小学生の頃からやっていて
ラジオは当時『やわらかクラシック』(通称ヤワクラ)、TVは『N響アワー』などを観聴きして、テイクノートをしていました。小・中学生時代は吹奏楽部だったので音楽好きの友達と、音楽談義の登下校。私の時代はフツーに小学生でも『N響アワー』『題名のない音楽会』を観ていました。もちろん、『ベストテン』、『トップテン』、『ベストヒットUSA』、『MTVジャパン』も大好きでした。まぁ音楽なら何でも大好きなのは今も変わらず。


さて
今朝、「自分に厳しい私」に
クール宅急便でプレゼントが届きました。

夫からでした
「頑張ってるんだろうな」
と思って注文して送った
とのことでした

私の性格を世界一
よく知っているので

きっと
「自分に厳しく」
独りで暮らして
いるのだろうと
夫は心配してるのかも
と深読みしました


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