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500万円の粋な使い途『メグライオン』

2019年の茅ヶ崎映画祭で公開された『江ノ島シネマ』のスーパーバイザー、脚本、小道具製作、現場応援などなど、何から何までお世話になった小林弘利さんが脚本(河崎実監督と共同名義)を手がけた『メグライオン』が公開されたので舞台挨拶付き上映に駆けつけました。

公私ともにお世話になっている亜湖さんが出演することもあり公開を楽しみにしていましたがコロナ禍で延期となり、ようやく観られたぞ!

この作品は、日本橋三越の2018年の福袋企画「あなた主演のSF映画を河崎監督が作ります!」として500万円で売り出されたもので、引退した「推し」主演の映画を作りたかった長谷さん(一般人・事務所OL)が、彼女の「もうそっとしておいてください…」のため、自ら主演することになったそうな。

「50代の冴えないOL」を演じた長谷さんは、監督・キャストが口を揃えて言うように演技がうまい(不自然ではない)
しかも声がなかなか素敵!よく見ると面差しが大久保佳代子やユーミンに似ている。彼女たちも魅力的な声の持ち主だが、そういう骨格なのか説。

映画『グロリア』の子役が最初はたいして可愛くないのにストーリーが進むに従って愛しい気持ちになり、最後は涙がツー…であったように長谷さん、最後の方は2人一役の現役アイドル、浅野杏奈とタメ張るくらいかわいいじゃないの!(もちろん浅野さんはちょー顔小さい、手足細長い、顔立ちバキバキにはっきりですが)

長谷さんは賢いので「ナントカの女王」のようにはならないとは思うので、このまま路傍のタンポポのような存在でいてね。


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