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バンタンがくれた縁

Twitterを初めて12年ほど経ったらしい。
日常や趣味、好きなことを雑多に日々呟いていた。
時には友達と話したり、全く会ったこともない人と趣味のことで話が合ったりとTwitterは不思議な場所だ。

今年の3月9日。
Twitterにもう1つアカウントを作った。
それはバンタン専用のアカウントで、バンタンに関することだけを呟こうと、ちょうどゆんの誕生日に合わせて作ったアカウントだ。
それと目的がもう1つ。
バンタンのことを一緒に応援して、話せる友達が欲しかった。

悲しいかな、わたしの日常でバンタンのペンは周りに1人しかいない。
彼女は職場の人で、最初わたしがバンタンにハマっていくのを笑いながら見ていた。
「ねこさん、沼の落ち方が早いですね」
なんて言っていた彼女が、
「ねこさんがバンタンバンタン言うから最近気になって…」
と言ってわりとすぐ、j-hope推しのオルペンになっていた。


今でも彼女とはバンタンの話をするが、もっとたくさんの人と、色んな推しのペンと、色々な話をがしたい。

そうしてわたしはバンタン専用のアカウントを作り、名前をねこと名乗ることにした。
由来はもちろん推しからだ。

自分からフォローをして、話しかけた。
なかなか会話が続かなかったり、上手く話せなくて試行錯誤もした。
あれから3ヶ月。
少しずつ色々な話が出来る友達が増えてきた。
カムバに向けてコンセプトフォトが出ると夜中だろうが構わず推しへの愛を叫び、アメリカに行くと言えばみんなで旅の無事を願い、何事もなく帰国すればみんなでほっと胸を撫で下ろす。
そんなことが一緒に出来る友達が出来た。

不思議なもので、わたしとフォロワーのみんなとを繋ぐのは『バンタンが好き』という気持ちだけだ。
お互い何処に住んでいるのか、何をしているのか、年齢は幾つなのか。
ましてや本名など全く知らない。
知っているのはTwitterで名乗っている名前と、誰推しなのかと、いかにバンタンを好きでいるか、それだけ。
普通に生活していたら、決して交わることのなかった人達だ。
そんな人達と知り合い、会話をし、共感しあい、一緒に応援する。
なんて不思議で素敵な関係なんだろう。

フォロワーが何処の誰でも構わない。
知っていることは僅かかもしれない。
それでもわたしは、Twitterという場で知り合い、共にバンタンを好きで応援しているフォロワーのみんなが大好きだ。
有り難いことにみんなとても優しい人達ばかりで、いつも優しく楽しい言葉ばかりをかけてもらえている。
そうするとわたしも一層優しい気持ちで返そうという気になる。
これはバンタンがくれた縁だ。
バンタンがいなければ生涯言葉を交わすこともなかった人達との出会いをくれた。

そして今日6月13日。
バンタンがデビュー9周年を迎えた。

0時にグクがアミに素敵なプレゼントをくれた。
優しい声で優しい歌詞を綴った、愛の篭った私たちへの歌。
ツイートには9周年おめでとうの言葉と、素敵なプレゼントをくれたグクへの感謝の言葉が溢れている。

9年間走り続けているバンタンへ感謝を。
出会ってくれた友達に感謝を。
バンタンが結んでくれた縁に感謝を。
どうかこの先も途切れることがありませんように。

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