わたしの好きな人。

3月9日。
ユンギの誕生日。
バンタンを好きになって、こうしてゆんの誕生日をお祝いするのは今年で3回目になる。
世界で1番大好きなゆんの誕生日。

自分の中で、どうしてゆんを好きになったのか、どこが好きなのか気持ちを整理する意味でも纏めたいと思っていたのに、書いては消し書いては消しを繰り返すうちに1年が経ってしまった。
そうこうしているうちに記憶は曖昧になり、順番がよく分からなくなってしまったが、この前久しぶりにMVを見返していたら当時を一気に思い出した。
そうだった、わたしとゆんの出会いはこうだった。

世界中で大流行したDynamite。
初めて見た時に惹かれたのはグクで、正直Dynamiteでのゆんの記憶は殆どない。印象にすら残らなかった。
それでも順調にバンタンにハマっていったわたしは、YouTubeでバンタンのMVや、インタビュー映像、ファンが作った映像などを見漁るようになった。
相変わらずグクはかっこいい。でもジミナもいいなあ！なんて思ったり。
もっぱらこの2人ばかりを見るようになる。
のに、時々目の隅に映り込んでくる人がいた。名前は分からない。なんとなく気になるな〜という程度だ。

YouTubeをたくさん見ているとだんだんオススメ映像が表示される様になっていき、ひとつのサムネがやたら目に止まるようになった。

大吹打

この人誰だろう。
なんだかやたら気になるな。
綺麗な人だな。

初めてゆんを認識した瞬間だ。
ただこの時この人がゆんであることには気付かず、気になるだけで映像を再生することはなかった。
わたしはグクから興味がジミンに移って、BT21のことを知り、チミを買うようになった。
ここまでで記憶が確かならバンタンを好きになって10日ほどだったと思う。
この時はまだ名前と顔が一致してるのもグクとジミナだけ。

その後、Vラの映像を見た。
まだ名前がよく分からないけれど、オレンジ色の髪に少し気だるそうな表情で、無性に気になる人がいた。

なんとすっぴん

この人、名前なんだっけ？
バンタンのMVにこの人いたっけ？
なんか…かっこいい人だな…。

なんとなく顔の違いが分かっても、この時のわたしはまだ衣装や髪型、髪色が変わると誰が誰だかまた分からなくなる時期で、このゆんを見てもMVで見るゆんと一致出来ずにいた。
でも気になるから調べてみよう。
そしてこの人がSUGAだと知る。
そうか、SUGAか…もっかいMVでこの人を見てみよう。

そうしてわたしがほとんどゆんの沼に足を突っ込んだ決定的なMVが『DOPE』。

金髪マッシュ

そうだ、この人だ。
ジミナを見ながらも何故か視界に入って気になってた人！
どうしてこの人のことが、今まで目に入らなかったんだろう！
金色の髪をサラサラと揺らしながら踊る姿に目が釘付けになった。
どうして今まで見えてなかったんだろう！
こんなに目を引いて仕方ないのに！！

それからゆんのインタビューを見たり、読んだり、どうやって音楽と出会い、どうして音楽の道に進んで、どうやってデビューしたのかを知っていった。
苦しみと辛さに耐えながら、たくさんの努力をして、大好きな音楽を続けてきてくれた人だった。
自分が有名になることで、周りに良い影響を与えたいと願う人。
自分が傷付いた分だけ、同じように苦しむ人に掛けてあげたい言葉があると言う人。
仕事が大好きで、音楽が大好きで、いつまでもステージに立ちたいと思う人。
いつまでも仲間への配慮と尊敬を忘れず、いつまでもバンタンでいたいと言う人。

わたしは、ゆんが好きになっていた。
知れば知るほど、大好きになった。
バンタンを好きになって１ヶ月。
わたしの推しがゆんになった。

そうしてあれから丸2年が経ち、3年目に入った今でもわたしの推しはゆんのままだ。
無口だと思っていたのに実はわりとお喋りで、来世は石になりたいと言うほど動きたがらないのに実はものすごく踊れて、クールに見えて実は笑顔が可愛くて、好きになればなるほどこの人しかいないと思わせてくれる。
毎日が大好きで溢れている。

そんなゆんの、今日は誕生日だ。
数日前からこの日を思うと緊張してあまり眠れなくなったし、上手く食べられなくなった。
わたしは自分で思っているよりずっと繊細だったみたい。
まるで関係のないわたしが、明日世界中からたくさん祝われるゆんを思うとドキドキしてしまう。
兵役を控えてるゆんが、きっと私たちの前で「お祝いしてくれてありがとう」と言ってくれるのは今年が最後だろう。
たくさんのお祝いの言葉が、ゆんを幸せにしてくれたらいいな。

ゆんを好きになったのは、決定的な瞬間があったわけでもロマンチックな何かがあったわけでもない。
他のメンバーを追いながらも、目の端々に自然に映り込んできたゆんが気になり、知っていくうちにどんどんのめり込んでしまった。
でもわたしはまるで導かれたように思う。
何故か視界に入ってくる、何故か気になる。
そうしてゆんに導かれて、好きになった。

ゆんはわたしを知らない。
世界中の何億といるファンの1人にすぎない。
それなのに、何故だろう。
いつだって1対1で向き合ってくれている気がするのは。
いつか会えた時「知っていたよ」と言ってくれそうな気がするのはどうしてだろう。

世界で1番大好きなゆん。
お誕生日おめでとう。
いつもずっとあなたを好きだと思ってるよ。
何度も言ってることだけれど、改めて言わせてね。
ご飯をたくさん食べて、暖かいお布団で寝て、いつでも健康でいて。
悲しいことや辛いことがあるだろうけれど、それよりも笑顔でいられる日が多くあるよう願っている。
幸せでいてね。
この先会えない時間があっても、ちゃんと待ってる。
わたし、自信があるの。
最初はもしかしたら2025年まで待てないかも、他の誰かを好きになっちゃうかもって心配だった。
でも今はあなたのこと待てる自信があるよ。
だってあなた以上の人なんて、いないでしょ？
だからわたし達いつか絶対会おうね。
大きな会場でステージに立つゆんに会えるのを、楽しみにしてるから。

윤기 사랑해요

あなたに会えた人生で良かった

生まれてきてくれてありがとう