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アンビエント✖️和菓子 〜BRIAN ENO AMBIENT KYOTO行ってきました〜

2回行ってきました

このコロナの最中に京都駅前でBRIAN ENOの個展!?とびっくりしたのは数ヶ月前。
夫からENOの展示の話を聞き、最初は信じられず何ホラ吹いてんだろう、とか思ってましたごめんなさい。

ー私はAnother Green WorldのSt. Elmos Fireが大好き
ー夫はHere Come The Warm JetのBaby's On Fireが大好き
というAmbientには詳しくないけどEnoが好きな二人。

環境音楽というものに詳しくなく、また環境音楽の先駆者?としてENOがこんなにも人気があると知らず、会場に行って人の多さにただただ驚きました。
土曜に行って盛況すぎてゆっくりできなかったのと1Fの77 Million Paintingsの存在に気付かず見逃したので平日夜を狙ってもう一度行ったのですが、その日もわりと人がいてENOの作品はこんなにたくさんの人に愛されてるんだなぁと感銘を受けたのでした。

BRIAN ENO AMBIENT KYOTO ポスターとオブジェの一つ

The Ship

まず、3Fにある音の展示。
暗い暗い、ほぼ真っ暗に近いような部屋の真ん中にベンチがいくつか置いてあり、壁側に大小のスピーカーがいくつも鎮座。ベンチに座って四方から流れてくる音に身を任せる、という音の海に溺れる空間。
これは人の少ない時に寝転がってぼんやりしたい!と思ったものの、そこそこ人が多くて叶いませんでした。
流れていたのはアルバムThe Shipかな?他の曲も流れていたのかもしれませんが詳しくない為認識できず。
暗闇から優しく降ってくるFickle Sun(III) I'm Set Freeは控えめに言って最高でした。またいつかもう一度体感したい。

Face to Face


The Shipの隣の部屋に入る。
3人の顔が小さい部屋に映し出されている。
それを5〜6人くらいがベンチに座りじっと見つめている。
なんだろう?なんかの宗教か??(って思うくらい一見すると異様な光景)
少し目を離してまたスクリーンに目をやると、あれ?顔が少し変わってない?
少しずつ少しずつ3人の顔が変化し続けて数分で全く別人に。それが延々繰り返される。これは面白い。
下の写真、ほぼ同じように見えると思いますけど、一番左の人、髭とかメガネとか違ってるのが見えるかと。

Face to Face と Light Boxes

Light Boxes


2FのLight Boxesへ。
写真だとうまく撮れなかったのですけど、ずっと見ていると上のような感じでだんだんと色が変わっていく。

77 Million Paintings

77 Million Paintings

1Fの奥に行くと大きな部屋を真っ暗にして、奥の壁に上のような複数のイラストを組み合わせたアートが。ひとつひとつのアートが常に変化しつづけて、これは現代のデジタル万華鏡?
部屋の隅には砂時計の砂のようなオブジェ。こちらも色が変化し続けてる。
この部屋はゆったりできるソファがいくつも置いてあって、さぁくつろげ!と言わんばかり。遠慮のかけらもなくくつろがせていただきました😊

すべてのアートに共通するのは、同じように見えても常に変化し続けていて一緒に観てる人たちも一部始終全く同じものを視認しているわけではないのだな、ということ。

Andy Goldworthyのような刹那的なインスタレーションアートを彷彿とさせる作品たちでした。

戦利品


見た瞬間、「あ、アンビエント和菓子」って思ったお菓子とTシャツを購入。あと階段の色がなんかTシャツと調和してる気がして並べてみました😊

会場限定和菓子とTシャツ、そして会場内の階段

まだ食べてないんで味はわからないんですけど、賞味期限近いからそろそろ食べないと💦


またENO来るといいなぁ。