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iPhoneとNFCタグで遊ぶ

今も使っている後付け電子ロックのセサミの新製品発表があり、勢いで購入してしまい、少しだけIoT熱が上がっています。で、セサミもサポートしているNFCタグ連動についてちょっと遊んでみました。

NFCタグとは

NFCタグは随分昔からある技術で、IoTが騒がれた初期からすごい流行ると言われていたものです。当時、所属する会社でも結構盛り上がっていたのを覚えていますが、盛り上がりの割にはいうほど爆発的に使われるようになった感じはしませんね。でも、それなりには使われていて、身近なところでは免許証とかマイナンバーカードですかね。NFCもいろいろ仕様が別れていてSuicaなどで使われているFelicaも仲間だったりします。

モノ自体は超小さな通信デバイスです。ただ、WifiやBluetoothにようにお互い離れていると通信はできず、数cm程度にはタグに近づけないと通信できません。NFCが Near Field Communication の略であることからも、そういうものであるとわかります。また、超小さい容量ですが、メモリも載っているので、情報を書き込むことができます。

このNFCタグは現在ではiPhoneや多くのAndroid端末で読み書きができるようになっています。コロナの給付金申請でマイナンバーカードをスマホで読み込んだ人も多いのではないでしょうか。今回は、NFCタグを購入して、iPhoneを使って少しスマートホームをアップデートしてみました。

NFCタグにかざして鍵を開ける

自分は、部屋のドアの鍵とマンションのエントランスの自動ドアのオープンをスマホから行えるようにしています。ここでは詳しい説明はしませんが、部屋のドアはセサミmini、エントランスドアのオープンはSwitchBotボットを使っています。セサミminiは、モデルチェンジが進んでいるので、今から買うならセサミ4になりますね。

現在は、iPhoneのショートカットアプリでボタンを押すことでドアのオープンがトリガされるようにしているのですが、このトリガをNFCタグにしました。エントランスの自分のポストのところにNFCタグを貼り付け、そこにiPhoneをかざすとショートカットアプリのオートメーションが起動して、ドアが開きます。まあ、ボタン押すのとそんな手間変わるかと言われれば微妙なんですが。w

ちなみに使用したNFCタグはこちら。他にも安いものがAmazonでたくさんあるので、それでもいいかもしれません。レビューですぐ壊れるとかいう評価が気になったので、ちょっと高いけどサンワサプライ製にしました。それでも1枚100円ぐらいです。

iPhoneでの設定方法

iPhoneでの設定方法は簡単です。ショートカットアプリでオートメーションを作成して「いつ」の指定に「NFCタグ」を指定して、あとは普通のショートカットと変わらず実行したい操作を登録していくだけです。NFCタグを指定すると、タグの読み込みを促されますので、仕様するNFCタグを読み込むだけです。簡単。

使った感触

認識はすごく早いです。特にアプリを起動しておく必要もないですし、ロックを解除しておく必要もありません。ピッとNFCタグに軽く触れる感じでトリガされます。ただ、磁石には弱いです。ドアに貼ったんですが、どうもドアに磁石が仕込まれているぽくて、うまく反応しませんでした。

セキュリティ的に大丈夫なの?と思う方もいるかもしれませんが、これだけだと問題は起きないでしょうね。NFCタグ側には何も書き込んでいないので。もちろんスマホを盗まれたら鍵代わりに使われてしまうので問題ですが。

鍵開けが楽になったかというと微妙ですが、工夫次第でいろいろできそうです。


Photo by Akhilesh Sharma on Unsplash

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