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eSIMを追加して躓いた話


サブ機のiPhoneに副回線を追加

メインのXperia 5Ⅳとは別にサブ機としてiPhone 14をしている。
こちらはmineoのKDDI回線を入れて使っているのだが、ふとeSIMに対応しているのだし副回線を入れてみようと思い立った。
この時までは苦労するとは微塵も考えていなかった

どこの回線にするか

副回線にするにあたって色々調べてたところ、iPhoneならではの壁があった。
ANP構成プロファイルの存在である。
現状で主回線となるmineoのSIMを入れている関係で既にプロファイルが入っている状態であるのだが、回線に関連するプロファイルは1つしか入れることができない。
その状態でプロファイルのインストールが必要となる他の回線の回線を導入しても両立できない。
都度プロファイルの削除とインストールは面倒だな、他の人はそんなことしてるのかなと思ったらpovoやLINEMOなどの大手キャリアのサブブランドはプロファイルなしで通信できることを知った。
先述の通り既にKDDI回線は入れているということで今回白羽の矢が立ったのはLINEMOである。

両方とも通信できない

思い立ったが吉日ということで早速LINEMOを契約。
そこまでは本当に順調だった。
eSIMの設定や開通が済んでいざWi-FiをOFFにしたところ、アンテナの表示はあるのに4Gや5Gのピクトが表示されない。
おや…おかしい。
設定からデータ通信を主回線・副回線それぞれ切り替えても表示されない。
正確には3Gは出てくるがしばらくすると消えてしまう。
もしかして主回線のmineoのプロファイルが悪さしているのではと思い、プロファイルを削除・再インストールしても変わらない。
ダメもとで端末の再起動を試しても変わりない。
これは困った。

原因はやっぱりプロファイル

結論から話すと結局プロファイルが原因だった。
ただしプロファイルを入れる時の回線の状態が関係していた。
プロファイル不要な回線が有効な状態でプロファイルをインストールするとその回線(プロファイル不要な回線)に対して設定が有効になってしまうらしい。
つまりLINEMOが有効な状態でmineoのプロファイルをインストールすると、LINEMOに対してそのAPN構成が反映されてしまうとのこと。
なんだそりゃ、と言いたくなったが試しにLINEMOが設定されている副回線をOFFにしてmineoのプロファイルを入れたところ何事もなかったかのように4Gの表示が!!!

その後、副回線をONにしても主・副共にデータ通信は問題なくできるようになった。

最終的に両回線とも使えるようになったのでよかったが、最初のeSIMを入れた状態でデータ通信が上手くいかなかった謎は残ったが結果オーライということにしておきたい

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