見出し画像

4月になったら本格的に春はじまった件

社会人学生として美大通信で学ぶわたし。
最終学年の日々を記録していく。

月2回くらい更新したいなと思っていたけど、光陰矢の如し・・・
さーて最近はどんな感じ?


福田平八郎さんってホントすごい

約1か月前、履修登録をしてnoteを書き上げた足で中之島美術館で開催されている『没後50年 福田平八郎』を見るために大阪に向かったのでした。

福田平八郎さんを知ったのは2023年に近美で開催された『70周年記念展 重要文化財の秘密』。まっっったく存じ上げない方だったのに、目の前に現れた『漣』に一目ぼれしまい個展を待ちわびていた。

隣でやってるモネ展に大多数の人が流れてたので、こちらは静かにゆったり鑑賞。

(別の日にモネ展も行ったけど、対象を観察する視点とか刹那の表現とかが福田さんとモネで似ている部分もあるなと思って、両方を体感できてよかった。せっかくなので見比べるのおすすめです。)

今回の展示は福田さんが生涯に発表した作品を年代順に楽しめるもので、私は特に美術学校時代から抽象化が進む前までの青年時代の作品がとても好みだった。筆跡や色の機微は美しくて、スケッチも緻密で繊細。一体なんの顔料を使っているのだろう・・・一色一色がとてもきれいで引き込まれてしまい、展示ラインのぎりぎりまで近づいてずっと見てしまったくらい。
もともと美術館巡りは好きだったけど、去年一年間の学びを通じて前よりずっと楽しめるようになってる気がする。

そんなことしてたら今年の教材が届いて一喜一憂した日

そんなことしてたら教材が届いた。
去年もすぐに届いてびっくりしたけど、今年もやっぱり早い。きっと初日に登録する人あんまりいないんだろうな(笑)

資料の点検して、学習指導書に目を通して課題の難易度(面倒くささ含む)を見極めていく。そしたらなんと40単位中4単位の教科書がすでに卒業研究用の文献資料として読んでるやつだった!教科のレポート出すためだけに教科書を読まなくていいのはありがたいし、文献の選び方も的を得ていたなぁとほくそ笑む。
フルタイム(残業・出張あり)で働いてると使える時間が限られるので、土日と連休を計算して最適配置するのが重要。私の仕事は閑散期・繁忙期が割と緩急あるのでその辺も考慮していく。細切れの時間でできるのは朝晩に、集中力を要するものはゴールデンウイークとお盆に予定する。去年やってみて、読解と資料整理系は長期休暇中かな、とか。

なんか不安になってるのは実技系!せっかく美術大学に在籍してるんだからと、今年は手を動かす系の科目をたくさんとったのだけど課題用の画材を買いに行って驚愕・・・

クロッキー帳がデカすぎる!!!!!

B3ってA3よりちょっとデカいくらいやろと思っていたけど(それはそう)、実物が目の前に来るとホントデカい。描く面積が想定の4倍くらいある。本当にこの紙を線で埋められるのか?という不安が半端ない。
学習指導書には、「20枚描くと大体見えてくる」みたいに書いてあるんだけど、たぶん私はもっと描かないと見えてこなそうだなぁ・・・でもこんなにデカいのなあ・・・まぁやるしかないかぁ・・・デカい・・・やるしか・・・今はそんな気持ちです。

3月も2週間あったので、去年の再履修科目を含めて4課題を進める。手ごたえがあった必修科目2つはそっこーで採点していただき、合格をもらえたので新年度の良い弾みになりました。

卒業研究の風呂敷が広がりすぎてたためなくなってる

で、本当に迷ってるのは卒業研究。
こんなことをやりたいなーっていうのはなんとなく決まってて、2月・3月って関連の書籍を読んだり資料を整理してたりしてたんだけど、問いが定まらなくていまいち深まっていない。それどころか文献に当たるたびに思考が広がっていってなんかもう収集不可能な宇宙みたいになってる・・・もうこのまま漆黒の世界を漂っていたいくらいの気持ちなんだけど、まとめないと卒業できないのでね!
5月に進捗確認の授業があって、それに向けて4月末に報告書を出さなきゃなので(まだフォーマット送られてこない)、最近はそれまでには絞るぞという意気込みだけで生きてます。

さーって4月も元気に課題進めていくよ!


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?