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益々偏食になる

病をきっかけとして人の性格が変わることがあるらしい。

優しく穏やかだった人が病気になったことで気難しくヒステリックになってしまう・・・逆もまれだけれどあるかもしれない。

我が家の母の場合、基本同じ。

わがままで、変な部分に気を使い、勝手に我慢を自分に強いて爆発する。

認知症になってもならなくても、きっとこうだったんだろう。

私の最大の失敗は母をこの家に迎え入れて同居してしまったことだと思っている。

ちょこちょこ様子を見に行ける距離に母の居を構えさせて別居していればよかった・・・今更どうしようもないのに後悔は尽きない。

私に今できること・・・母の介護を子ども達に継がせないこと。

これだけは何としても!と考えて動いている。


最近は以前食べていた食材も好き嫌いして食べなくなってきた。

シチューに入ったじゃがいもや人参、お味噌汁の豆腐、炒め物のキノコ、鶏肉・・・好きな部分だけチョイチョイとつついてゴソッと残してある。

味が悪いのか??と思って自分や家族も食べているが、普通に美味しいと思う。家族も美味しいと食べているし。

問題は味ではなくやはり偏食のせい、みたい。

好きな物、食べる物も残り少なくなりつつある。

昨日食べたものも今日になったら忘れている。

メニューに頭を悩ませるのは無駄なことになりつつある気もする。

だからといって毎日同じものを出す訳にはいかないのが辛いところ・・・。

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