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文化財保護も大事な教育

 さてさて、投稿始めると勢いで何件も書きたくなる根羽村教育長の下井でございます。張り切りすぎてまた三日坊主にならないように気をつけます。
 根羽にも色々な文化財や記念物があります。維持管理するのも村の役割。教育委員会の担当です。
 この日は村の文化財調査委員会の皆さんと環境整備活動です。上の写真は青木峠の馬頭観音像です。根羽は宿場として繁栄した時期があり、馬頭観音、牛頭観音がたくさんあります。
 私、若かりしころ九州の眼鏡橋を訪ね歩いたり、石材で彫刻を創っていた過去がありまして、ほんのちょっぴりこういったものにも携わりました。
 桧原地区には龍王信仰があり、釜ヶ入の川には丸い穴が空いております。(いわゆる「ポットホール」)これは龍王の出入り口という伝説があります。ここに黒体龍王の石碑が祀られていました。ところが、平成12年に100年に一度と言われる水害が発生し黒体龍王の碑は流されて行方不明になってしまいます。それで、白羽の矢立ったのが若かりし私め。30そこそこでした。新たに黒体龍王の石碑を制作させていただきました。照れくさいので写真は載せません。
 次はやはり青木峠の三十四観音。右端です。

左端には弥勒菩薩、なか二つはやはり馬頭観音のようです。
 その他、武田信玄が根羽の地で亡くなったとの言い伝えがあり、武田に由来する地名が多くありますし、修験者の修行の場とされる山や、滝なども遺されています。ご興味ある方はぜひ見にきて下さい。

修験者が修行に使ったと言われる滝

ではまた。

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