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音楽日記。『すれ違ってしまった人達へ』

森大翔くんのギターと歌声がラジオから流れて来た時、「爽やかな風が吹き抜けるようだなぁ」と思った。秦基博くんを初めて聴いた時に感じたような心地よさ。さらに軽やかで、伸びやかで、瑞々しい。

まだ二十歳(ハタチ)にもならない男の子。当時は18歳だった。

その後、ラジオでトークを聞いて「ああ、人柄がそのまま表れているんだ」と。素直で、穏やかで、礼儀正しくて、謙虚。音楽は、文章以上に、人となり(為人)をつまびらか(詳)にすると思う。

今朝、耳に飛び込んで来たのは『すれ違ってしまった人達へ』。ちょっとしんみりしていた心にぐんぐん染み込み、湿り気を乾かしてくれる感じ。「ほらほら」と優しく背中を叩かれた気がして顔を上げる。

パワーソング入り決定。

北海道・羅臼の大自然の中で育ったという彼。どこで生まれて育ったか、環境って、音に表れるよね。温度も、湿度も、日照量も、香りも、全部感じられる気がする。

北国に吹くさらっと乾いた風みたいなんだよね、彼の音楽。



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