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ただの日記。四文字熟語。

千々に乱れる想い。考えているようで何も考えちゃいない頭。一ミリも前進しない日々。空っぽだなぁー。

起き抜けに、いつも通り直火のエスプレッソマシンをガス火にかけていたら、ふと思い浮かんだ『因果応報』。毎朝、仏壇に向き合ってるからねぇ。

コーヒーが沸くまで四文字熟語を思い浮かべる。
他力本願。支離滅裂。盛者必衰。我田引水。輪廻転生。
このうち3つは仏教由来の言葉らしい。

「仏教、四文字熟語」で検索してみた。
唯我独尊。諸行無常。言語道断。
辺りは身近な言葉。

即身成仏。殺生禁断。生者必滅。抜苦与楽。摂取不捨。
夢幻泡影。破邪顕正。名聞利養。大慈大悲。愛別離苦。
造仏供養 。
ここら辺は漢字から意味を何となく想像できる。

迦陵頻伽。
これがわからなくて調べた。「かりょうびんが」と読む。極楽浄土に住む想像上の生物(頭が人、体が鳥)だそうだ。美しい声を持ち、その声が仏の声だとする文献もあるらしい。日本では(見た目または声が)美しい花魁や芸妓をこう呼ぶこともあったとか。

迦陵頻(かりょうびん)は雅楽の舞楽にもあるほどポピュラーなのね。この歳まで全く知らなかった。四文字熟語じゃない気はするけれど、比喩としても用いられるから単なる固有名詞じゃないってことなのか…。

学びの機会、学習の種はどこにでもあるね。

ところで、『因果応報』の類語が『自業自得』。どちらも『善因善果』と『悪因悪果』の両方の意味を含んでいる。善いことも悪いことも全て行った本人に返って来る。

過去を振り返るのが怖い朝。


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