インド占星術~ハウスの意味
前回までで星座の意味を見てきました。それぞれの星座にはどのような意味が含まれているのかを洞察しました。今回はその星座がそれぞれアセンダント(ラグナ)から見て何番目に位置するのか、つまりハウスの概要を見てみましょう。
第1室
一番目のハウスはアセンダント(ラグナ)になります。復習ですが、自分が生まれた時に東にあった星座がアセンダント(ラグナ)になります。この1番目のハウスはとても重要になります。
身体的特徴、自分自身が人からどのように写るか(ペルソナ)、性格、幸福感、プライド、生命力、頭、容姿(顔、体、肌、髪など)、木星や金星があると幸福感が強い。第1室が強いと他の星々の悪影響が受けにくい傾向にあります。方角は東
第2室
収入、お金を稼ぐ(個人で稼ぐ、個人事業主)、家族の繁栄、家族、スピーチ口、鼻、喉、予言力、飲食、顔
第3室
弟、妹、隣人、コミュニケーション、短期旅行、低学年の教育、音楽など芸能、耳、首
凶星が入ると良いとされます。
第4室
母親、土地、家、乗り物、権力、胸、心臓、薬品、家庭内の環境
方角は北
第5室
創作や創造性、子供、学問、マントラなど。恋愛。吉星が入っていると過去世からの徳を表します。
第6室
敵、借金、慢性病、損失、訴訟問題、試験、奉仕、会社勤め、腸、手術
第7室
パートナー、人間関係、結婚、外国、腰、泌尿器、生殖器
方角は西
第8室
配偶者の財産、遺産、突然の収入、死、カルマ、事故、秘密、苦悩、占星術、霊的な研究、オカルト好き、人生の致命的な事柄、凶星が入ると病気に注意、この部屋が強いと遺産相続が大きい。
第9室
父親、幸運、先生、グル、長期旅行、留学、外国、高等教育、学問、研究、善行
第10室
社会的な事、職業、昇進、事業、父親、行為のハウス
木星が入ると適職に就きやすい。土星が入るといやいや奉仕させられる傾向があるが一般受けは良い。方角は南
第11室
才能、収入、兄姉、友達、報酬、仕事の結果。
※2室の収入は個人でコツコツ稼ぐ感じ。11室は仕事の結果であるので大きな収入になりやすい。
第12室
霊的な事、入院、刑務所、社会の裏、損失、出生地から離れた場所、外国、外国移住、悟り、苦悩、借金、木星が入ると信仰心が強い、吉星が入ると外国人との相性が良い。
※外国は12室>9室であるので、12室の方が意味合いは強い。
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