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この世で最も好きなアーティストのライブを最前列で見た日のこと

こんにちは、Pです。

今日はタイトルにも書いたとおり、今年一番うれしかった出来事、かつ一生忘れないであろう日のことを記録しておこうと思います。

そう。僕が愛してやまないiriのライブを、なんと最前列で見たのです。

ちょっと今でも興奮しているんだけど、まとめていこうと思います。どうか伝われ・・!


●最前列が取れた理由(ワケ)


今までもファンクラブ先行で取った席で7列目?とかはあったけれど、まだ一度も経験していなかった、最前列。
しかもど真ん中!!!!!

今回もファンクラブ先行で申し込みをし、3日前に発券したチケットにはこう記載がありました。

発券されたチケット

”1F スタンディング”
”整理番号A” ”17番”

「あっ、今回スタンディングなんだ!」
「えっ、それでAの17番?」

いままではコロナもあり、ずっと座席が用意されている指定席だったんですが、今回はなんと”スタンディング”!

これはつまり、入場時に番号順に呼ばれて会場に入り、あとはもう無法地帯!早いもの勝ちで好きな場所に行けるのです!!!!

そんでもって17番なもんだから、これは最前列いける可能性あるぞ!!!でも最前列にいけても端っこになるかもだし、だとしたら2列目でもいいから真ん中にいくべきか?いやでも入場してからドリンク交換もあるしトイレも行っておきたいよな、などとアレコレ思考を巡らせては、チケット交換してからの最善の動き方を探ったものです。

幸いなことに今回は、友人が一緒にライブに参加したため、一人では不便なアレコレを解消できたのです。

まぁそんなこんなで、無事入場してからの僕は、期待と不安を抱えたまま、一目散にステージの中央へ駆けていき、無事に”最前列”そしてほぼ”ど真ん中”を陣取ることに成功したのです。この時の興奮ったらありゃしない。一人でハァハァいって、代わりにドリンク交換などをしてくれた友人を待ちました。


●そこから見る景色

もう、なんと表現したら良いのか。
そこはただ360℃ステージが広がっていて。
僕だけのためのライブだったように思えます。

だってさ。
何回も俺の目を見て歌ってくれたんだよ?!?!?!?!?!?!

ふっ、いや、あのね、よくSNSでも見るじゃないですか。
「目が合った!!」って。

フッ・・・それって、たかだか1秒にも満たないような「瞬間」でしょう?

僕は違ったよ。1秒なんてもんじゃないの!!!!!!
しかも1回じゃないの!!!!!!!何回も!!!!!!
だって最前列でど真ん中だからね!!!!仕方ないよね!!!

こっちが満面の笑みで見続けているんだから、向こうもシカトするわけにはいかないもんね!!!(ありがとう本当にありがとう)

何回も目が合って、そのどれもが「1フレーズ」を歌う間じゅうずっとだったのですよ。えと、そっか、神って存在したんだ。あなたが神だったんだ。
神と対峙したとき、人は何もできないのです。無力なのです。
僕はただ、笑ってんのか泣いてんのか、喜んでるのか困っているのか、よくわからん顔で、ただ見続けましたよ。神を。あぁ思い出すと泣いちゃう。


●”Only One”で溢れた涙

そしてね、ライブの中盤で、それは訪れたのですよ。
僕がiriの存在を知り、この人は何かが違うと感じ、ひたすらに聴き漁る事になったきっかけの、大切な曲。どうか今日聴かせておくれと願った曲。

"Only One"

この曲にはiriが持つ、闇・希望・願い・強さ・優しさがあって、自分の足で此処に立ち、簡単には誰かに言葉にして言えない想いを受け止め、そして前に進む力をくれる曲なんですよ。

それに、音的な面でも魅力が多い。(以下ただの素人の見解です)

イントロで感じる、不穏さ?靄に包まれてよく見えないような。何かが始まる予感?不安?

そして1番AメロBメロの、重く低い位置で無機質に鳴るベースが、現実のしんどさ?硬く重い空気を感じて、聴く時の心境によっては苦しくなる。iriのボーカルも音域が低く(G3=低い"ソ"の音。ほぼ女性の最低音に近い。)、なんともたまらない。

一方サビではiriのボーカルもものすごく高いところ(F5=高い"ファ"の音。)まで飛んでいき、歌詞に希望を感じさせられる。
そしてどうしてだろうか「何度も擦りむいた手輝いて」のメロディラインに毎度泣きたい気持ちにさせられる。

そして、音源よりも遥かに迫力のあるバンドセットでの演奏は、とても力強くて迫力があって、この曲はライブで絶対に聴きたい曲だった。

この曲の演奏を、iriが目の前で歌うパフォーマンスを、この自分だけのための360℃ステージを、この目に映すことができた。

イントロですぐにこの曲だと気付いた僕は「あぁ、きてしまった」と思い、神を前にして終始泣きながら、すべての歌詞を口で刻みながら、神を見続けた。笑
いま考えたらひどい姿だなこれは。
でも何度も言うけど、神を前に人は無力なのです。これでよかったのです。


●偶然?必然?それとも・・・・

まぁ、ファンクラブに入って数年。一度くらいは、こういう事が起きる仕組みになっているのかもしれない。

それでも早々にSOLDOUTになったツアー初日の東京公演、ZeppHanedaの会場キャパを最大限に使って、スタンディングでぎゅうぎゅうに詰まったライブを、最前列・ど真ん中で見られたことは、偶然だなんて言ったら失礼だ。

これまでの情熱が神に届いた結果だから、これは必然なんだって思って良い。これほどまでに人は何かに夢中になれば、どんな形であれ返ってくるもの・得るものがあるのだということだ。

Zepp Haneda。最前列に僕がいます。その目の前にいるのが、人の形をした神。

あーーーーーー本当に幸せだった。今でも幸せ。
本当に最高な時間だった。

もしもiriに何か伝えられるならば、ただありがとうと言いたい。ただ僕と同じ時代に生きて、その声で歌っていてくれてありがとうと、伝えたい。


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