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第1回三浦半島周遊ウルトラウォーキング(3)

亀岡八幡宮

第1回三浦半島周遊ウルトラウォーキング(3)
次の城ヶ島を目指して歩くのだが、気がのらない。
のらないのだけれど、上り坂になると、ペースが落ちないので、前の人に追いついてしまう。
嫌がられるだろうと思いながら、休み休み進む。
城ヶ島は、観音崎と同じで灯台までいかなければならない。気分がのらない理由第一。
途中で高架を登るコースに入る。陸橋だろうが何だろうが、高架を登るのは嫌いだ。高所恐怖症にとっては、苦痛でしかない。
風力発電の風車を見ながら、横の廃棄物処理場も見ながら進む。
その辺で一旦座っているのだが、風車の振動が道路まで伝わっていいて、住んでる人には大変だろうなと思って見る。
城ヶ島大橋を渡る。これも怖い。
夜なので帽子をかぶっておらず、目線をずらして、下が見えないように歩く。
何とか歩いて、第5エイドの城ヶ島に到着。
灯台まで行くのかと聞いたところ、夜で何も見えず、危ないのでよいとのこと。
そうなると、現金なものでがぜん元気が出る。
すぐに折り返しの出発。
とっととこの嫌な空間から抜け出したくて、大橋を渡り、地上へ戻る。
霞ヶ浦もそうなんだが、水回りを歩くコースは、神経が衰弱するコースだ。
とりあえず、夜明けまで我慢の歩きで、そこまで頑張ることにする。
標識を見ながら、住宅街を抜けて、ひたすら歩き、第6エイドのコンビニエンスストア横須賀長井一丁目店に到着。オフィシャルでは、89.4kmとなっている。おそらく5:00頃
ここで、アイスキャンディーを購入して頬張るが、頭痛に見舞われる。
体のコントロールもうまくいかない状態で頭痛が発生したので、どういう体制でやり過ごしてよいかわからず、地面に臥せってもだえる。
人に見られたら、完全におかしい人。(多分運営スタッフに見られている)
目が覚めたところでラストスパート。
予定より遅れているが、8:00までにゴールすればよいと言い聞かせて歩き続ける。
少しずつペースを上げて、集中力を切らさぬように歩く。
左手に海が見えるようになり、少しテンションが上がるが、それにしても、人の出足が早い。
7:00前だというのに人通りの多いこと。
夜は、マスクしないで歩いていたのにマスクをしなければいけない。
逗子への道が分からずに、葉山あたりで亀岡八幡宮への道を聞いたが、「逗子の?」という回答。そのニュアンスが、「葉山」の住民にとって「逗子」というは、独特の感じなんだと初めて知った。
なんとか、標識をたどり、逗子市内へ。
前を歩いている参加者が、踊るように歩いている。なんか恥ずかしい。
別に抜く気もないのでよいのだ。まあ、10分前に出発した人を無理に抜く必要性は特にない。
なんとか、修正した目標時間である8:00前にゴールに到着。
行程速度、5.0 km/h程度。