ハルルとハコザキの正体
ハルルがハコザキを、ハコザキがハルルを操縦しているのが最終話で明かされる
だけどこの事実をハルル側のナビゲーターは知らなかったことと
ハルルの家族も実はハコザキの家族同様海外に出張していたこと
小人状態のハルルとハコザキは疲れない状態だと言う事
その一方で痛みは感じる事ができる状態だと言う事
そして「死者が蘇る事はない」というのが
「常識」と扱われている世界観だと言う事
「弁償」というワードが出てきたこと
ハルルもハコザキも本体が粉々になっていたこと
そしてハルルの家族とハコザキの家族に対し
「朱雀大路学院」が手を出していなかった事や
ハルルとハコザキの家族は財界の大物ではない事や
ハコザキは学院の事を全く知らない事や
「朱雀大路学院」のOGが残したフロッピーディスクの存在や
幽霊が存在する世界だと言う事と
エクセルサーガの「住吉大丸」の血族である
「住吉玉也」がいる事(喋りが同じなのが根拠)
アカンプリスの舞台と同じ舞台だと言う事と
エコー/ゼオンでも「梅香苑」というワードが登場したことと
ホーリーブラウニーとエコー/ゼオンは作品間の繋がりがある事を
作者は明言していることから
本作世界とこれらの作品世界は繋がっている事が判明するのだ
つまりハルルとハコザキの体を粉々にし
ハルルがハコザキを、ハコザキがハルルを操縦する原因を作った組織と
これらにこそハルルとハコザキの正体の手がかりがあるのだ
ポイントは幽霊の事を「エネルギー」とナビゲーターは扱った事である
つまり幽霊という概念のない組織がハルルとハコザキの体を粉々にしたのだ
そのうえで「死者が蘇る事はない」を無視した措置が出来る事から
こう言うつもりで元に戻す事を組織は考えている事が判明するのだ
小人ハルルも小人ハコザキも粉々になったハルルとハコザキが操縦する存在
言い換えれば小人ハルルと小人ハコザキの存在を隠すために
メカハルルとメカハコザキを用意した
つまりピオラ達の精神憑依の再現が行われており
ハルルの精神は小人ハルルに憑依していた
ハコザキの精神は小人ハコザキに憑依していた事が判明するのだ
ではなぜ小人ハルルがメカハコザキを
小人ハコザキがメカハルルを操縦する流れにしたのか
これなら最終話がそうだったように自分で自分を操縦すれば済む話である
そう本作はれっきとした「作者が意図していない終わり方」を終えた作品であり
最終話のやり方で互いが元に戻る事を作者は想定してない作品なのだ
ちゃんと修復された体に戻る事を想定していた作品なのだ
つまり本当ならこのやり方は「やってはいけないやり方」の一種であり
最終話でハルルとハコザキが対峙したときノイズが走ったのも
それを意図した描写なのだ
なぜならこのやり方を行うと組織にとって困る事があり
最終話のノイズはそれが起きた事を意味する描写なのだ
言い換えればここにこそ組織の正体の手がかりがある事を意味する描写なのだ
ポイントは「人間離れしたメカハコザキの腕力」を
5巻の演劇でOG達が目の当たりにしているにも拘らず
警告ブザーが発動しなかった事である
言い換えればOG達にとってのこれは「想定の範囲内」と扱っていると同時に
梅香苑と薬院が秘密にしていた事がOG達に漏れているから
警告ブザーが鳴らなかった事になる
更に言うと「留学中」のメカハルルがいる事に対し
シスターを除く観客達が不思議に思わなかった事である
更に言うとメカハルルには自爆装置が施されていない事が
最終話で明かされている事である
つまり本来ならメカハルルがハルルの前に現れないまま
最終話を迎える筈だった設定なのが分かるのだ
つまりメカハルルを表に出すと組織にとって困る事があり
それを破ってしまえるほど
ハルルの体とハコザキの体の修復が「難しい」状態に陥ってしまった
つまり組織が危険な状態に陥ってしまったから
本来の段取りを無視してでもハルルとハコザキの再開を決行したという話になる
言い換えれば両者の体の修復よりも先に両者の家族を戻す事を
組織は最優先事項と扱った事が判明するラストでもあるのだ
言い換えればメカハコザキの秘密は守り通し
メカハルルの存在は隠し通すのが組織が描いたシナリオであり
「秘密を守り通す生活」をハルルに要求し
「存在を隠し通す生活」をハコザキに要求していたことが判明するのだ
その前提が崩れる何かが起きてしまったから
ハコザキはハルルの前に姿を見せる事ができたのだ
そう先述のフロッピーディスクをハルルが見つけてしまったからである
このフロッピーディスクの中身にこそ
この組織の正体と目的の手がかりがあると同時に
OG達ならハルルとハコザキの事を知られても問題ないと扱える「何か」が
記載されていることが判明するのだ
そしてそれは「低容量」で済む話にして
生徒会役員でなければこのフロッピーディスクには近づけなくした理由があり
更に言うとこれすらも本当ならハルル一人ではなく
住吉達も探索に参加する予定のものだった事が判明するのだ
つまりこのフロッピーディスク探索時の時点で
作者が意図していない終わり方になる「何か」が起きていた事が判明するのだ
それは自分がAmazonレビューで提示した説である
「組織の正体は宇宙人」説が「正解」でしたである
4巻の加筆部分で「システム改善要求」が宇宙に発信された場面があるのも
ここに因んだ描写なのだ
つまりこれ実は夢を見ているつもりでいて実は事実を意図した描写なのだ
つまりこれが原因で予定通りのラストを迎えたら
「この作品を本当に理解しているのは自分ただ一人でした」にして
「この作品を本当にちゃんと見ているのは自分ただ一人でした」が証明され
「普通の受け手一家」は自分に対し「謝罪」をしなければならなくなってしまうから
この終わり方にせざるを得なくなったのだ
つまり幽霊が登場したのも「憑依先」を無くした状態の奴を登場させただけにして
ナビゲーターは小人ハルルと小人ハコザキがどういう理屈で動いているのか
実は知らされていない事が判明する描写なのだ
これが何を意味するのかというと
「ナビゲーター」の正体は「記憶をなくしたハルルとハコザキの両親」であり
本編で登場する両親は組織が用意した「偽物」だと言う事がわかるのだ
これが何を意味するのかというと
「ハルルとハコザキの正体はOG達の手によって開発された人造人間」にして
「ハルルとハコザキは双子の兄妹」にして
「ハルルとハコザキの両親は同じ人」にして
「ハルルとハコザキの両親も人造人間」だと言う事である
言い換えれば「ハルルとハコザキの本当の父親」がハルル側のナビゲーターの正体
「ハルルとハコザキの本当の母親」がハコザキ側のナビゲーターの正体なのだ
つまりOGと組織はコンタクトをとっている関係なのだ
それらに関する情報がフロッピーディスクには記載されており
それがハルルの手によりOGの手にわたってしまったため
「機密事項の前提が崩れた」から
メカハコザキの起爆ブザーは機能停止し
メカハルルはハルルの前に姿を現せるようになってしまったのだ
つまり「ハルルがメカハコザキを操縦する」も
「ハコザキがメカハルルを操縦する」も
「ハルルとハコザキの体が粉々になる」も
「全部仕組まれた事」にして
「ハルルがハコザキを操縦する」にして
「ハコザキがハルルを操縦する」を起こす措置を組織は両者に施し
それがうまくいかなかったから両者の体は粉々になってしまい
「小人ハルルがメカハコザキを操縦する」と
「小人ハコザキがメカハルルを操縦する」で
組織はこの計画を実行することにしたのだ
そしてホーリーブラウニーと繋がりがある事から
ピオラ達の精神憑依を再現できる人造人間として
OG達はハルルとハコザキは開発した
そしてそれが正常に動作するかどうかを組織がチェックした結果
ハルルとハコザキの体は粉々になってしまい
「小人ハルルがメカハコザキを操縦する」と
「小人ハコザキがメカハルルを操縦する」で計画を続行する事にした
だから「自分で自分を操縦する」を組織はやらせなかったのだ
つまり予定ではハルルがハコザキに対し告白した時点で
ハルルがハコザキに精神憑依し
ハコザキがハルルに精神憑依する手筈となっていた
だがここで事故が起きてしまい両者の体は粉々になったから
この方法で計画を続行する事にした
つまり「予定」では修復されたハコザキの体をハルルが操縦し
修復されたハルルの体をハコザキが操縦するものとなっていた
さらに言うと両者の体の操縦者が任意のタイミングで入れ替われる内容になる筈だった
更に言うとこのフロッピーディスクにはこれらの「ノウハウ」に繋がる情報が書かれていた
そして「適合者」のみを生徒会メンバーになる仕組みだから
このフロッピーディスクに近づけるのは生徒会メンバーのみだった
そして生徒会会長を上回る権限を有した奴が実はいる事がかかれている事や
それ何なのかが明かされないままラストを迎えたことから
生徒会会長を上回る権限を有した奴こそ組織であり
ハルルとハコザキが同じ学校に通うことになったことそのものが
組織によって仕組まれた事だった事が判明するのだ
つまり「朱雀大路学院」とは「適合者」を集めるために組織が用意した
「箱庭」の一種であり
「適合者」なら誰でも精神憑依が出来る様にするための計画だった事が判明するのだ
その「きっかけ」作りの役目をハルルとハコザキに要求されており
「精神憑依」の件が「不適合者」に漏れないかどうかを守り通せるかどうかの実験として
ハルルには秘密を隠し通すことを要求し
ハコザキには存在を隠し通すことを要求したのだ
なぜハルルには「秘密」を要求したのか?
なぜハコザキには「存在を隠す」を要求したのか?
「刹那的」がハルルだから
「永劫的」がハコザキだからである
「苦手分野」を両者に要求しただけの話なのだ
これらを通し「精神憑依」の存在を周囲に隠し通せるか
および「憑依先の相手を演じきれるか」を実験していたのだ
そうすることで「精神憑依」がうまくいくかどうかの実験を行っていたのだ
そして実験がうまくいった暁には
「適合者」全員にもこれが出来る様にする予定だったのだ
つまりハルルとハコザキ以外の面々も精神憑依ができるラストになる筈だった
言い換えれば「元に戻す」とは
「ハルルとハコザキが精神憑依できる状態にする」の事を指していたのだ
だがハルルが単身でこのフロッピーディスクを発見してしまった上に
誰も中身を見ないままOGにフロッピーディスクを返却してしまったから
この計画が水泡に帰してしまった
だから「計画の中止」を伝えるために
ハコザキはハルルの前に姿を見せたのだ
つまり人造人間こそハルルとハコザキの正体です
シミルボンより転載
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