スコアの正体

ナタリア出生騒動の件がスコアに書かれていた事と
ディストの不死身ぶりを見ればわかるように
「誰がいつ生まれ、どのようにして死んでいくのか」までも
指定する力をスコアは有している
言い換えればスコアが指定する期日が訪れるまでの間
ディストがそうだったように「不死身」でいられる世界でもある
言い換えれば「期日が訪れるまでの間不死身でいられる」という
「メリット」を捨ててでもスコアを変える必要性が本作にはあり
それ何かの白状にもなるから、この「メリット」の存在を伏せているのだ
その手掛かりは「未曽有の繁栄はレプリカ台頭の事を指していたのではないのか」と
ヴァンは解釈していたという記述が本書にはある事と
ヴァンはそれを口にしなかったどころが
「レプリカはスコアにない存在と解釈している」という
嘘の解釈まで述べてきたことである
そもそもレプリカ技術の大元の技術である
フォミクリー技術が本当にスコアにない存在を生み出す技術なら
スコアにない技術認定され
フォミクリー技術に関する書籍は「禁書」扱いされる筈なのだ
つまりフォミクリー技術すらも実はスコアにある技術だから
こういう扱いされていないだけの話にして
それを打ち明けなかったことにこそスコアの正体の手がかりがあるのだ
つまり「スコアにある技術」であるフォミクリー技術と
「スコアにある存在」であるレプリカなら
スコアを覆せるとヴァンは解釈していたことになり
「別の何か」をヴァンは当てにしているから
「スコアの支配からの解放」を目論んだ事が判明すると同時に
「あえて未曽有の繁栄を実現させる」ために
ヴァンは全人類レプリカ化計画を画策したことが判明するのだ
そしてこの本心を誰にも明かす事なくヴァンは計画を遂行しており
ローレライ解放時に「スコアが覆された」とローレライが言った事から
「別の何か」とはルークの事を指していた事が判明するのだ
言い換えれば「ルークはスコアにない存在」は「事実」だと言う事も
判明する描写なのだ
だけどである「スコアによる支配に服従する」にもなる選択である
「シナリオ変更なし」で3DS版を発売したことから
「スコアを覆す」を開発者は本気で考えていないと同時に
「ルークはオリジナルでアッシュはレプリカ」を唱えたプログラマーは
「スコアを覆す」を本気で考えていたから
3DS版発売時の打ち合わせで「これだけは変えましょう」と唱えていた事が
3DS版でも吹き出しが「イオン」で統一されている場面がある事と
3DS版魔界でもセフィロトツリーが存在しない事からわかるのだ
つまりこのプログラマーを除く開発者にとっての
「スコアを覆す」のはあくまでも「建前」で
「違う何か」を遂行するのが本当の目的だと言う事が判明するのだ
なぜなら「スコアを覆す」とは
「スコアが指定する親子関係を壊す」にもなる試みにして
「スコアが指定するカップリングを壊す」にもなる試みなのだ
つまり「スコアが指定する人間関係を壊す」にもなる試みだから
「あえて」シナリオ変更は無しで3DS版は発売されたのだ
つまり「違う何か」と「生まれた意味」には密接なつながりがあって
それこそが「スコアの正体」にも繋がる代物なのだ
でもローレライの言う通りルークによってスコアが覆されたのも事実
つまりここにこそ「違う何か」の手がかりがあって
「違う何か」を守り通すために
シナリオ変更は無しにした事が判明するのだ
更に言うと「期日が訪れるまでの間不死身でいられる」という
「メリット」を捨ててでも
達成したい代物だと言う事が判明するのだ
「スコアに書かれていた通りホドを沈めてしまい、その事実に苦しみ続けるヴァンに引導を渡す」である
ヴァンが本当に憎んでいたのはスコアに従い何もしない人々でもなければ
ヴァンにそれを強要したマルクト王国でもなく
第七スコアを通しそれを知っていたにも拘らず
ホド崩壊を実行してしまった自分自身だった
リグレットの遺書イベントで「自分の命を懸けてみたい」とヴァンが言ったのも
「スコアが指定する期日よりも早く死ぬ事でスコアを覆す」を
ヴァン自ら行うことで「スコアからの解放」を行う事が
ヴァンの本当の目的なのに因んだセリフなのだ
つまり「スコアが指定する期日よりも早くヴァンが死ぬ」をルークは実現させたから
「スコアは覆された」とローレライは驚嘆したのだ
言い換えれば「ヴァンは計画達成時にはアッシュ達と心中するつもりだった」も
「ティアとガイにも心中する仲間になる事をヴァンは求めていた」も
ここに因んだインタビュー発言にして
ヴァンの目的の事を「危険思想」と言ったのも
「安楽死の肯定」をヴァンが選んだ事に因んだものにしか過ぎないのだ
言い換えれば「スコアにない存在であるルークならヴァンに引導を渡せる」
という考えをヴァンは抱いており
ルークにそれが出来る様にするには
アッシュを殺してビッグバンを体験させる必要があるとヴァンは考えていたのだ
「アッシュはここにいる」とルークが言ったとき
「オリジナルをも超えた真の人間になった」とヴァンが言ったのも
ここに因んだセリフなのだ
しかしよく考えてみるとこれは変である
そもそもフォミクリーの性質上
レプリカが出来た時点でオリジナルは劣化するから
超振動の力が強いのはルークの筈である
だがアッシュの超振動の方が強いという
この性質を無視した設定にしていた
更に言うとアッシュ死亡時
ルークの方から何かが抜け落ちる感覚はなかった
つまり起きる筈のビッグバンが起きなかった事になる
そしてアッシュが生き急ぐ理由を知ったとき
「何か」に気づいたジェイドは
「ルークには驚かされ続けている」事を打ち明けていると同時に
「仮説を外したことがない」事も打ち明けていると同時に
「当たりであってほしくない」事を匂わす態度を見せていた
これはこういう事を意味している
まず「完全同位体レプリカ」はオリジナルの生活環境までもを模倣できる
更に言うとオリジナルの性格や記憶までも模倣できる
つまり「音素振動数」をちゃんと調べれば
スコアの解析が実は可能だと言う事にを意味している
言い換えれば「本当にどこまでもスコアの力は絶対」にもなる説なのが
まず一つ
次に「レプリカはアッシュの方だった」をも意味する図式
だから超振動の力は強いし、ルークの方から何かが抜け落ちる感覚はなかった
言い換えれば「ルークはレプリカでアッシュはオリジナル」など「嘘」だと言う事なのだ
つまり「ルークはオリジナルでアッシュはレプリカ」の方が「本当」だと言う事に
件のプログラマーは気づいてしまったからこれを唱えていただけにして
この「嘘」にこそ全ての答えが隠されていることが判明するのだ
そう本編の舞台の正体は「レプリカオールドラント」にして
「レプリカに非ずは人に非ず」にして
「オリジナルの方が被差別対象」な世界だからこそ
「ルークはレプリカでアッシュはオリジナル」という「嘘」を用意したのだ
言い換えれば本編出よ前れているスコアも全部「レプリカスコア」なのだ
つまり「偽物のスコア」が読まれている世界が本編の世界にして
「偽物のスコアにない存在」こそルークだから
ルークはスコアを覆す事が出来ただけの話にしか過ぎないのだ
だからこそ「シナリオ変更は無し」で3DS版は作られたのだ
言い換えれば「本物のスコア」が読まれている世界が
「オリジナルオールドラント」にして
そこではちゃんと
「ルークがオリジナルでアッシュがレプリカ」だと
正しく伝えられている世界にして
「ラストに現れたのはアッシュ」の意味が違ってくる設定なのだ
ビッグバンの性質上ラストに現れるのはルークの筈だからである
つまり「アッシュ具現化」こそ本当の狙いだと言う事が判明するのだ
これが何を意味するのかというと
「ルークの体内にアッシュは封じ込められていた」事に因んだ設定が
「ルークはオリジナルでアッシュはレプリカ」にして
ローレライの宝珠を体内に封じ込めていたのと同じ要領で
ルークはアッシュを体内に封じ込めていたのだ
そしてオリジナルオールドラントでは
生物フォミクリーはことごとく失敗に終わってしまった
言い換えれば「石造」しか出来ない世界にしか過ぎなかった
「生物レプリカはスコアにない存在」もここに因んだ設定なのだ
つまり「スコアを覆す術は通用しない世界」こそ
オリジナルオールドラントだからこそ
「スコアを覆す術が通用する世界」である
レプリカオールドラントを開発した
惑星譜術を使う事でレプリカオールドラントを開発したのだ
そしてレプリカオールドラントとは
ごく一部住人を除く面々はすべてアンドロイドにしかすぎない世界でもあった
だからこそ「レプリカスコア」通りに事が進む世界となっていたのだ
言い換えれば「オリジナルスコア」にはない存在である
「アッシュ」も「レプリカイオン」も普通に存在する世界となっていた
これが何を意味するのかというと
「スコアの真の正体は音素周波数が紡ぐ台本」を意味する設定であり
言い換えれば「音素周波数」の真の正体は「意思」なのだ
ティアの言う通り「未来を決めるのは人」は事実を意味する図式なのだ
つまり「各々が願いが正常にかなう状態」こそスコアの正体であり
「何もかもが実は各々が望んだとおりの展開」こそスコアの正体だから
「スコアを覆すつもりなど本気で考えていません」を意味する扱いである
3DS版ではシナリオ変更は無しを公式は実行したと同時に
件のプログラマーもただ単に
「本当の事をみんなに伝えましょうよ」を意図して
「ルークはオリジナルでアッシュはレプリカ」を唱えていただけの話なのが
わかるのだ
つまり「ルークは卑屈」も実は「ルーク自身が望んでなった姿」にしか過ぎず
これもまた「ラストに現れたのはアッシュ」への「布石」を意図した設定なのだ
更に言うと「女性が男性に短刀を渡す」のは「絶縁」を意味するという風習も
ルークがティアに対し短刀を渡す事を要求したのも
ティアがルークに対し短刀を渡したのも
「ラストに現れたのはアッシュ」への「布石」を意図した代物にしか過ぎないのだ
つまり「レプリカオールドラント」でビッグバンが起きれば
「普通のビッグバン」とは「真逆」の現象が起きるとヴァン達は考えており
それがヴァンがアッシュの方を贔屓していた理由でもあるのだ
言い換えればラストに現れた「彼」が「約束」を口にしたことと
剣のさし方との照らし合わせから
「やはりビッグバンに奇跡などありませんでした」にして
「やはりナタリアは負けヒロインでした」にもなる結果である
「ラストに合われたのはルーク」だと言う事が判明するのだ
つまり「ラストに現れたのはアッシュ」すら「嘘」だと言う事が判明するのだ
つまり「ルークはオリジナルでアッシュはレプリカ」とは
これにこのプログラマーが気づいてしまったから唱えただけの話にして
実はこのプログラマー本人を除く開発者すらこれに気づいていなかった事が
判明するアイデアなのだ
つまり「一切の希望をお捨て下さい」こそ
「ルークはオリジナルでアッシュはレプリカ」にして
「ラストに現れたのはルーク」なのだ
つまり「一切の希望をお捨て下さい」を意味する予言にして
「何もかもが実は各々が望んだとおりの展開」を意味する予言こそ
スコアの正体なのだ

シミルボンより転載

https://shimirubon.jp/reviews/1698556

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