あっけらかん

ここ数ヶ月本当に可もなく不可もないような生活を送っている。毎日決まった時間に家を出て同じ電車に乗って働いて帰る。
趣味は最近お笑いとかのブームが去りつつある(吉住はいまだにだいすき)
アイドルもかつて自分が好きだったプロデューサーの手にいる女の子たちがデビューした♪とか思ってたけど、なんか流行が1回りしただけじゃんとなり新鮮さがみるみる消えた。服とかかわいいけど髪型なんかギリギリかわいい?不潔に見える?みたいな感じで無理になった。みんな見た目はこどもなのに、やってることが大人の媚の売り方と同じなのが怖くなった。(そうなるのは至極当たり前の話だと分かっていても)
 ブームの2度目が同じように楽しいわけじゃなく、しまいにはペドフィリアまで持ち出されて、アイドルという職業の見なかったことにしていた側面にぶつかりしばらく離れたくなった。なんか私たちがハマっていた5・6年前頃のケ―ポップは思い出になっていて輝いているけど、近年なんかどんどん混沌を引き寄せているような所感があり、何にも面白みがない。何ならちょっと気持ち悪い時がある。そろそろけーぽオタも潮時かもしれない。もう今年の夏はチョンハだけで事足りそう。
「アイドル(3次元)」の構造って改めてみてもグロいな。ごめんね、君たちは地獄から私たちを照らしてくれてたんだねぐらいの気持ちになる。そちらから見ている私たちの愛の光はどんな風に見えていますか。
望んでいった先が血塗れていたのかは本人のみぞ知るところではあるけれど。
私は自分にもし子供ができてもアイドルは絶対に止めたい。

あんスタにはまっているのって「2次元はシナリオですべて決まっているからこそ、実際に生きている人間の人生のねじれを楽しむということにならないから」というところに他ならない。フィクションであることが生む安心がある。もうしばらくお世話になります。

久々に「A子さんの恋人」読み直してみたけれど、ほんとによくできてるすぎる。A君のような男が好きだ。A子もAくんも離れていてもお互いの思い出で苦難を乗り越えている(=前に進むことができている)こと自体が大きいし、共に生きていくためにどうすればいいか”一緒に考える”ところまでが愛しているの形なら、A太郎は負けだと思います。にしても、4巻までの時間の速さすごいのに4巻読み終わったらあと3巻分もある…ってなるの、数周読んでてもやってるな。

最近岡本かの子の小説をいくつか読んだが、この女性すごすぎる。瀬戸内寂聴じゃんと思っていたら彼女があこがれていた人そのものらしい。リアルタイムでこんな女性いたら私も好きになっていそう。岡本太郎にとっては嫌な母親だったかもしれないけれどね…。親だったら私もマジで嫌。
晩年は仏教研究の傍らでそれを落とし込んだ文学はかなり読みごたえがある。

ここ1ヶ月くらい毎週YoutubeのライブドアニュースのチャンネルでやってるゲームさんぽのFGOギリシャ神話回が面白すぎて毎週楽しみにしていた。受容史という概念を初めて知りほくほく。ゲームさんぽの企画は大学のサークルで雑誌のコンテンツを作る中で我々が目指していたコンセプトの方向にかなり近くて、発想の勝利だ…と思った。知りたいことが身近にあるし、それを分野の人に聞いてみるという体験て、文脈に意味がある。
やっぱりコンテンツとしての宗教、かなりおもしろいな。
てか物語があるものって、地域欲を刺激するし、新たな発見とかで生活を豊かにしてくれて、最高だよ。。。

皆さんだいすき坂元監督のドラマ「初恋の悪魔」観てますか?見てないならまだ間に合うので見てください。でも坂元裕二に期待しすぎている人はやめたほうがいいかもというか、彼の描く愛や恋にミステリー入れたらまどろっこしくなるのは目に見えてるんだから、直接的なものが見たいなら考えたほうがいい気がする。私は好き。
やっぱり松岡茉優ってはっきりわかんだね。
てか、それより鎌倉殿の13人みたほうがいいよ。(ダイマ星人)

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