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西尾維新の「物語」シリーズに見る各タイプの受容の在り方 ユング心理学タイプ論

西尾維新の「物語」シリーズのファンと話す機会があり、「物語」シリーズ(西尾維新の作品)を見る時に、「人によってどこに力点を置いて見ているのか」が違うこととのことです。

以下のような感じらしいです。

その彼は感覚型で彼曰く「物語シリーズはキャラ同士の掛け合いの面白さや伏線の回収の巧妙さが心地よいから、暇つぶしに最適なコンテンツ」だそうです。肌が合う、価値観が合うからしっくりくるそうです。

その彼がいうには「思考型は物語に散りばめられた謎や伏線をひたすら考察し解説するのを好む」そうです。そして、ついでの一言が「西尾維新の伏線なんか意味ありげに散りばめてるだけなんだから、意味なんかないのにねw」と。「新世紀エヴァンゲリオン」の考察本を書いてる人に似てるのでしょうか。なお、以上は私の意見ではありません。

そして、「感情型はキャラ萌えでキャラをひたすら愛するから、キャラにスポットを当てるあの作品の格好の餌食になる。実際に、キャラ萌えでゴトメみたいな見方してるキショい感情型多いでしょ」とのことです。さらに、「物語シリーズのキャラなんか記号の塊なんだから、生の肉も感情も何も入ってない、作者がテキトーに作っただけなのにねw」と。なお、以上は私の意見ではありません。

最後に、「直観型は…西尾維新は観ないよね。底が浅いって嫌うでしょ?」と彼は直観型の自分に聞いてきました。

ちょっと心外です。「物語」シリーズのBlu-rayは全部持ってますから。

私直観型「オーディオコメンタリーは全部見たし」
彼感覚型「本編は?」
私直観型「はぁ? オーディオコメンタリーこそが本編」
彼感覚型「本編はどうだった?」
私直観型「なでこのとこは見た」
彼感覚型「他は?」
私直観型「八九寺真宵のとこくらい。あとはいつか観る」
彼感覚型「暴走回しか見てないじゃん」
私直観型「」

とまあ、この作品を取り巻く各タイプごとに、典型的に受容の仕方が違うとのことでした。

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