約2万円得した話

この前、自宅のトイレで水漏れが発覚しました。

用を足そうと便座のフタを上げると、平らなはずの便器内の水面がゆらゆら揺れています。

そう、どうやらタンク内のどこかから水が漏れているらしいことがわかったんです。

これ、たまたま流したあとに発見したのですけど、もしかしたらずーっと前からだったかもしれません。

便器の外への水漏れの場合、床にも水が流れるだろうからすぐに気がついていたと思いますけど、今回のはそうじゃなかったから。

ものすごい漏れ方でもなかったので、それほど慌てることもありませんでした。

うち、トイレ2つあるし。

トレイの水漏れ、修理費は?


といってもずっとそのまま放置ってわけにもいかないから”トイレ水漏れの修理”ググってみたら、原因にもよるものの、8千円から5万円(!)くらいかかるとか!

痛い出費になるな~なんて思いながら他のページみてたら、「自分で直す~」なんて記事を発見。

えー、自分でも直せるんだ!と驚きながら読んでみると、トイレの構造から水漏れの原因、その対処法まで細かく解説したページがいくつもあるじゃないですか。

しかも、ほとんどの交換部品などは純正品もアマゾンなどで買えるらしい。

正規の修理業者も同じ部品使って修理するのであれば、意外と自分でも直せるかもしれない。

この時点で、うちのトイレの状況はぜんぜんわかってなかったんですけど、ひとまず自分でやってみよう、それでダメなら業者に高い修理費払って直してもらうしかないな、と考えました。

トイレにかぎらず、修理などにはそのための特殊な工具やノウハウなどがあって、そのために割りと高額な「作業料」とか「技術料」とかの名目で修理費を請求されるけど、前述の「自分で直す~」ページを見る限り、実際の修理に必要な工具なんかはホームセンターで手に入るようなものばかりみたいだし、幸いウチの工具箱に全部ある!

水漏れの原因は

まずは原因を突き止めないといけないので、トイレのタンクを分解。

これも、最初にトイレ本体に刻印されたメーカーと型番から、”よくある修理箇所”もネットで調べながら、ゆっくりと行いました。

ネットって本当に有り難いです!

都合2時間くらいかかって、「フロートバルブ」という部品に付いてるゴムが経年劣化でダメになっている事を突き止めました。

もうゴムの部分がボロボロで、触ってみると手が黒くなり、石鹸で念入りに洗っても落ちません。

ゴムのカーボン(?)が溶け出すのだとか。

純正の「フロートバルブ」をアマゾンで探してみると、1個約1,000円。(同じものを倍くらいで売っている店もありました)

すぐにポチり、2日後には手元に部品が届きました。

地方住みなので翌日ではなかったけど、まあ早かったかな。

いざ修理!

さっそく開梱してみると、部品と共に詳しい図解入りの説明書が入ってます。

それも参考にしつつ劣化した部品を交換して、元通りに復元して水を流し、便器内の水面を見てると、止まったまま(=漏れ解消!)。

意外とあっさりと修理完了です。

自分一人でやったので、はっきりいって手間と時間はだいぶかかりましたが、業者に頼んでいたら1万円くらいはかかってたと思うと、出費は部品代の1,000円だけで、1万円ほど得した計算!(^^)

トイレのドアノブ(カギ)修理

水漏れとは別に、トイレのカギがドアを閉めると勝手に掛かるようになってきました。

こちらも原因わからないし、どうしたもんかと。

修理の相場を調べると、やっぱり最低1万円前後はするようです。

なにか、中で部品の一部が折れたり欠けたりしたのか、あるいは全然違うことなのか、それは自分で直せるようなことなのか。それともまるごと交換しないとダメな状態なのか。

少なくともそこだけはハッキリさせたくて、分解してみました。

ドアノブ(カギ)分解

外から見たらドライバーだけで分解できそうです。

思ったよりも単純な構造で、カンタンに分解して中を詳しく見ることができました。

ドアのカギはサムターンタイプの一種で、どこを見ても欠けたり割れたり折れたりなどしていません。

「なんで勝手にカギかかっちゃうのかな?」

原因はわかりません。

が、1つの仮説を思いつきました。

過ぎたるは及ばざるが如し

「故障してからサムターンが異様に軽かったので、なにか挟んでキツくすればいいのでは?」

一旦ドアノブ(カギ)を元に戻し、サムターンのつまみのところに糸を挟んでみたら・・・

仮説が合ってました。

そう、サムターンのツマミの”滑りが良過ぎ”て、ドアが閉まると勝手にロックされるようになってたのです。

ドアだけじゃなくたいていのものは滑りがいいほうが良いとされますが、この場合は真逆でした。

まさに、「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。

こちらは修理費用ゼロ円

部品交換が必要だった水漏れの修理と違って、ドアノブ(修理は)ゼロ円で済みました。

業者呼んでたら、ドアノブまるっと交換で○万円請求されてたかもしれません。

実際業者に見てもらってないので、ここはなんとも言えませんけど、素人相手の悪意ある業者ならいくら請求されるかわかりませんからね。

この2つの修理で、計2万円ほどは得した計算になります。

あくまで机上の概算ですし、水漏れの方は費やした時間や労力考えると、まあそこそこコストかかったなーとは思いますけど、実際に財布から出ていったお金は「フロートバルブ」代だけ。

普段の生活の中で必要と思われているものでも、自分でやれば相当節約できるものって結構あるのかもしれませんね。

時代の恩恵を享受しよう


今は、あらゆる分野でたいていのことがネットで公開されています。

ダメ元で一回やってみてはいかがでしょう。


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