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誰にも迷惑をかけない、不快な思いをさせない言動を心がけてほしい話

先日行ったあるライブの話。芸人さんと飲食しながらカラオケを楽しむライブ。そのライブ自体は概ね楽しかったが、1つだけ残念なことがあった。

お酒に酔っ払っていたのか1人のお客さんがライブが進むにつれ、推しの出演者に対ししつこく何回も同じことをおねだりしたり、他の出演者(よりによって自分の推し)に対して心ない発言を繰り返しぶつけていた。幸いどちらにも物理的な危害はなかったが、決して見て気分良いものではなかった。

お金さえ払っていれば何をしても良いと思っていたのだろうか。その人のためのライブじゃないのにどうしてそんな身勝手な振る舞いが出来たのか未だに理解出来ない。いくらお酒に酔っていた、ノリでやったつもりでも出演者に迷惑かけたり下げたりする行為は絶対許されてはいけないと思います。直接なんてもっての他。

自分もその方に私物で持ってきた応援グッズのうちわが勝手に断りの一言なく触られて気分が凄く悪くなりました。直様取り返しましたが、万が一破損したらと思うとゾッとしました。

次回以降このライブに来られるか分かりませんが、もし足を運ばれるなら今回のご自身の行いをちゃんと反省し、次は誰にも迷惑をかけない、不快な思いをさせない言動を心がけてライブを楽しんでほしいです。反省をしているなら出演者やスタッフさん、他のお客さんのためにもちゃんと次に活かしてください。


自分は家族、職場の人、ライブで会う人(芸人さん、スタッフさん、フォロワーさん、他のお客さん)など特によく接する人に対して自分はその人用のトリセツを自分の頭の中で考えて応用するようにします。少し苦手だなと思う人に対しても脳内のトリセツがあればそれなりと対処は出来るようになる。

当たり前なことではあるが、ある言動がAさんに対して問題なくてもBさんに対しては不快というパターンは全然あります。相手に不快な思いをさせないためにもその人用のトリセツが必要になってくる。

自分が対人関係の基礎やスキルを身につけていった場所は意外にもお笑いライブ終わりの出待ちでした。当時まだ日本に帰国したばかりで就活も難航していた。就職し社会人になるまで唯一家族以外の人と交流出来た場所はお笑いライブだけでした。当時は今でいう芸歴20年以上の世代の芸人さんのライブに通っていたので芸人さんはもちろん、他のお客さんも年上の人が多かったです。

当時の推しは出待ちではちょっと気難しい人でした。舞台上のひょうきんな姿とはギャップあったがそれもその人の魅力と思っていました。コロナ禍直前まで約7年近く出待ちしたが毎回緊張し、話す内容はいつも顔色を伺ってから話しました。

でも当時から自分は決してそれが悪いことだと思わなかったです。調子に乗らないように多少の緊張感はもつこと。何かお願いする時は必ず相手の都合を先に聞くこと。自分勝手なわがままを押し通さないこと。ノリであっても相手を不快にしないこと。地雷を踏んでしまったらちゃんと謝って別の話題を振ること。どれも当たり前なことですが。

側からしたら厳しい、塩対応にも見えたかもしれないですが(実際当時他の芸人さんを推しているフォロワーさんからも言われたことがあります)、少なくとも自分にとっては当時の推しのおかげで自然と対人関係の基礎やスキルを身につけることが出来ました。

もし初めての推しがこの人でなかったら絶対どこかで調子に乗って痛い目にあっていたかもしれない。最後にちゃんとお話ししたのは4年前になりますが、これについては今でも感謝しています。

当時の推しとの会話で培ったものは今の推しお2人にも応用しています。お2人は自分と同い年、ほぼ同い年なので堅苦しさはそこまでなくても基本は一緒にしています。

少なくとも自分はこれからも推しお2人に対してはもちろん、それぞれの相方さんや共演者に対してもちゃんとリスペクトを持って接したいて思います。「親しき仲にも礼儀あり」をこれからも肝に銘じて。

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