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俯瞰が己を磨く

物事を俯瞰的(ふかんてき)に考えると冷静でいられる.

俯瞰とは,見下ろした感覚?

俯瞰とは,客観的?

今,僕はここにいて,

僕がいなくても世界は回っていて,

今日も良い天気である.

俯瞰とは,

"  〜である。"

ことそのものしか見ないことだ.

俯瞰したときの頭の中は,

ただ,"である"でしかない.

今日は4月2日である.

これは,人間の考えた暦の上の記号である.

ここは日本という国である.

目の前にあるのは,パソコンの画面である.

それは,何らかの仕組みによって,光っている.


俯瞰中は欲望がないのが好きだ.

自分を地球の一部と捉える.

言わば,メタ認知の上位互換のようなもの.

その最中は,わがままだったり,怒りだったり,寂しさは感じない.

ただ,起こっていることが現実であるだけだ.


不思議と,広い視点により,新しいアイデアが出てくることがある.

でも,それも,俯瞰しているとすぐに消えてしまう.


俯瞰とは,"である".

それは,自分の特別を排除する.

それは,存在と生の区別を排除する.

それは,客観的超越主観.


こんな時代だからこそ,

俯瞰せよ.

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