いち日本語教師の選択肢。

年齢と共に選択肢の幅が狭まって来ていると薄々感じるが…。短期だけど海外留学を夢見ている。シンガポール又はオーストラリアも候補に上がってきた。活気がある街で多民族国家で学びたい。日本も多文化共生社会と言いながら外国人は人口の2.2%。日本は日本人の為だけの国家に見えて寂しい。もっと刺激のある街で学びたい。44歳で初めて感じた気持ちを素直に記す。

日本は益々縮小し、小さな社会で満足してしまう人も出てくる。世界から観たら小粒な国、人。陸の孤島。そんな事を考え始めたら居てもたってもいられない。早く島国から脱出したい。そんな衝動に駆られる。

地元にいて穏やかな気候で地震も少ない。環境は最高なのに無い物ねだりを心の何処かで始めてしまう。on-lineで世界と繋がる。日本語教師の仲間がいる。幸せな状態なのに…。感謝。先ずはここからだ‼ フルタイムで働いてくれないかとある専門学校から言われている。昨年9月に前任校を退職してから2~3つ仕事はしてきたが金欠。国保支払い、県民税、国民年金支払いと半年間、大変だった。フルタイムで専任講師になればまだ良い状態になるが、海外留学の夢が頭を過る。生活か夢か。9:1の割合で生活を取らないと…ね(笑)

しかしながら今、専門学校で1ヵ月働いたが、いつまで続くか自信は無いし、魅力も感じないんだよね‼ 前任校は自分で書類選考、Skype面接して決めた留学生だったけども、今回は自分で決めた学生じゃないというより来日した留学生が日本に来たくて来たくて仕方なかったという人は1人も居ないんじゃないかと疑いたくなるような面子。2年間、母国で待機していていざ日本が開国となりバタバタと言われるがまま来日した・・そんな風に見えて・・寂しくてさ…。目をキラキラさせやっと入国出来た!!という学生は皆無。だから、仕事の遣り甲斐が頭から削がれてしまった。

このまま専任講師になって良いのかな・・・。気持ちは日々揺れているが選択肢は限られているって状態。何!贅沢な話じゃないかと思う人もいるかもしれないが今は夢を叶える資金も無い(笑)留学生も日本の生活に慣れたら開花するかな・・・。活き活きと学校生活もアルバイトも頑張ってほしい。

日本語教育に出合って丸10年。自分でもよく頑張ってきたなと感慨深い。もう日本語教育の道で生きていくしかない。良い面も悪い面もあるから苦しい時はどうしてもあるけど負けられない。劇的に日本語教育業界や日本国が良くなるイメージが今は持てないけど楽観的に構える事は出来るかもしれない。良い面悪い面は隣り合わせで日々両面が顔を出す(笑)自分自身の近年の教訓だけど、「始まり」とか「終わり」とか「夢」とか「目標」とかよりも目の前の仕事(事)を1つ1つ黙々とやり遂げていくことが大切だと思う‼ 若い頃から夢見がちな性格でどーしようもない時もあるけど、現実が見えているからこそ、夢を持って生きていきたいとも言えるけど…。

Twitterには感謝しかない。近年、反響があったツイートはスクリーンショットして時々見返す。その当時の気持ちまで蘇るし、写真付きツイートだと思い出深い。20、30もいいね!を頂くこともあり自分は支えられているんだとTwitterが教えてくれた。

2022年5月。カレンダーには予定が埋まった。1つ1つクリアしていこう。前向きな気持ちで日々を過ごそう。ここまで読んでくれてありがとう。

まっちゃん

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