第2回ドミニオンGP本戦一人反省会

2021年2月21日に開催されたドミニオンオンライン四人戦非公式大会 "Dominion Japan Grand Prix" 本戦。 前日の予選の結果 、参加する権利を得ましたので、参加させて頂きました。レギュレーションはオンライン実装カード全てからのメイクドサプライによるスイスドロー5回戦です。

まずは本戦上位4名による決勝戦を制し、第2回の優勝者に輝いたかずまるさん、おめでとうございました。
そして2日間にも渡る大規模大会を再び開催して下さった運営の方々、お疲れ様でした。本当にありがたい限りです。

というわけで酒の肴にもならなさそうな反省会を始めていこうかと思います。

1回戦

本戦_1

1番手 貨物船-羊飼い
2番手 羊飼い-貨物船
3番手 貨物船-銀貨
4番手(自分) 聖域-抑留

羊飼い場で4番手かーと思いながら手札を見たら、銅貨4枚と緑……の牧草地なので5金。初手聖域は勿論強いけど、この場は貨物船あるから、羊飼いから入れる4-3の方が嬉しかったかなー。
3ターン目、手札は3金。抑留が沈まなければ次は5金出るから何を買うかだけど、聖域は手札が減るから次の5金が遠のきそうだし、ここで村-悲劇のヒーローと買った方が生産力高そうとか考えていたけど、別に手札1枚減っても銀貨相当のカードさえあれば5金出るので、普通に貨物船-聖域でよかった気がしてならない。
4ターン目は無事抑留を引いて5金。問題は何を抑留するかだけど、聖域は既に全員が購入しているので抑留する意味があまりなさそう。羊飼いはまだ初手の2枚しか買われておらず、ここを留めて羊飼いと屋敷を競り合う展開から遠ざけるのはアリでは?と、抑留トークンは羊飼いに。

その後は抑留トークンが、悲劇のヒーロー、そして羊飼いに2個目が置かれ、主に研究所で手札を増やすデッキを組んでいくことに。

最終盤、制限時間のアナウンスに何故か焦って早めに噴水達成のための銅貨を購入してしまい、事故ってターンを迎えたときはさすがに終わったと思ったが、3番手のデッキが回らないターンだったため、なんとか最後の属州が回ってきて1位。
オンラインの四人戦って他の人の手札もデッキも枚数が見えない(※)ので、他人のデッキ状態をちゃんと把握するのが難しい……。

※勿論、ルール上はちゃんとした枚数は把握できないのが正しいはずだが、リアルなら厚さは見えるからなぁ。

2回戦

本戦_2

1番手 採集者-農民
2番手 採集者-農民
3番手 農民-採集者
4番手(自分) 農民-採集者

前日手番がよかった反動か、連続して4番手。パーツを集める場で4番手が続くのはちょっとしんどい。
4番手なので、教師でトークンを置くのを見据えて集めるカードは、他のプレイヤーと被らないものにしたい。

3ターン目、3番手が4金2購入で漁師農民と買っているのを見て、気づかなかった!って採集者農民銅3の手札で同じことしたら、4ターン目銅2屋3で採集者2枚目を入れられなかったの、なかなか酷いプレミだったと思う。

周囲は主に願いの井戸集め。自分はパトロンから地下墓所を集める感じで。

3山が見えたタイミングで、デッキ内の金量とコイントークン合わせてちょうど11金だったのは、非常に運が良かった。植民地を買って、そのままターンが回ってこず3山終了。2位。
最終ターン、手なりで門下生を教師にしてしまったが、万一ターン回ってきたら最大得点行動をしながら3山枯らす必要があるのだから、普通に門下生のまま維持すべきだったのはミス。

3回戦

本戦_3

1番手(自分) 絹商人-大使
2番手 大使-鉄工所
3番手 大使-鉄工所
4番手 倒壊-貸し馬屋

鉄工所買わなかったので3位。

いや、なんか鉄工所から入って、変な引きをして絹商の枚数を確保できないのイヤだなーって思って、真っ直ぐ絹商を買いにいったのだけど、そもそも四人戦の大使についての理解度が高い卓だとあまりアグレッシブに屋敷を撒く展開にならず3山が遠ざかるため、パーツを集める鉄工所は必須だったのと、そもそものそもそも1番手なのに何でそんな弱気なのって感じ。

4回戦

本戦_4

1番手 道具-変容
2番手(自分) 道具-変容
3番手 出納官-パス
4番手 道具-変容

道具があって早そうな場なので、城は積極的にはいきたくない。
変容がおそらくキーパーツで、元手を獲得したり、場合によっては属州のカラ廃棄もありえそうだが、変容2枚目を入れる手数はなさそう。

1番手、2番手で構築。4番手は道具ステロ。

ギリギリまだ引ききれるターンに道具が沈んで引ききれず、次の手札が沈んでいた道具と、トップから引いてきた道具出納官という事故を起こして、やむなく変容で道具1枚を根城にせざるをえなかったのがクリティカルだったか。
まあでも、そもそも初動から1番手の引きが強くて道具4枚取られてるから、厳しかったかな。

2位。

5回戦

本戦_5

1番手(自分) 吸血鬼-堀
2番手 吸血鬼-堀
3番手 探査-輸送(狩場追放)
4番手 愚者-探査

1位のみベスト4(決勝進出)に入る権利がある卓。

初手は5-2だったので、吸血鬼-堀。3ターン目に身代わりを輸送しながら、吸血鬼で身代わりを獲得し、デッキに身代わりが2枚。
このあたりまでゲームが進んでようやく、探査で村人トークンを得られるので、狩場でカードを引いてから続けてアクションを打てる場だということに気づく(見えていなかった!)。まだクリティカルな戦術ミスはしていないので、4ターン目にまず探査を買って、狩場の獲得へ。

その後、狩場を購入で追放マットから落とすことを考えていて、6金出るかが不安だったため、身代わりで金物商をデッキトップに置いてしまったが、幸運のコインで銀貨も増えていれば、コイントークンもあるのだから、あれは後のことも考えて山村にすべきだった(※)と思う。
あと、何となくでタイミングを逸して狩場を2枚しか確保しなかったのは、よくなかった。多少無理をしても3枚確保すべきだった。

最後は2番手がしっかり身代わりと狩場を揃えて、最後の属州を獲得し、まくられて2位。

※山村を選べなかった理由の1つに、分厚いデッキなのにトップで引いた挙げ句、タイミング悪く呪いを撒かれて、捨て札から呪いを拾うしかなかったという過去のトラウマのせいもある……。上述の大使戦もだが、こういう失敗体験に引っ張られて弱気になるの、よくないんだよなぁ。

結果

ということで、1位-2位-3位-2位-2位で、32人中8位でした。
決勝進出こそ逃したものの、規模も踏まえれば、過去に参加してきたドミニオンの大会で一番良い成績だと言えると思うので、正直いって満足な結果で喜んでいます。

対戦して頂いた方々、ありがとうございました。お疲れ様でした!

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