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お父さんに家庭内暴力を受けている〔DV〕と聞き、
マジかと素直に思いました。
兄弟とかお母さんとかは?と聞いたら妹いけるけど
小さいから私にだけ、あとお母さんにも少ししてる。
おばあちゃんは何も言わないのと言われて。絶意に力になってあげようと思いましたが、友達の家にって聞いてたはずが今警察にいるって連絡が来ました。
次の日には学校にも話がまわっており、今日俺の家に泊まる事も知っていました。
放課後に呼ばれて、もう誰も生徒が残ってなく真っ暗な時間19時半頃まで残って教頭先生、学年主任、担任の先生と3、4人の先生がいました。
優しさで泊めてあげるのは分かるけど法律で未成年の人を親の許可無く泊まりに行くのはダメなんだよね。と言われ紙まで見せられました。

そんなの普通に知らなかったのでマジか‼︎と思いました。
今日親に来てもらって話しをするんだ!とも先生に言われました。
そんなに話が進んでたのを知らず少し離れていた後輩に話をしたかったので、先生達にじゃあ少しだけ話して大丈夫?と言い後輩の方に行き、先生達も着いて来て
〔ごめんね、今日泊まる事できなかったね〕と言ったら、

泣いてじろうちゃんまでそんな事言うの。友達に言っても警察にいっても、先生達、大人にいってもダメで1番信用して信じてたのにじろうちゃんまでそんな事いうの…

って凄く泣きながら言われました。
大きな事故を経験して自分で考え感じた事を伝えました。
そしたら、後輩が泣き止み、うん。わかった頑張る。
と言ってくれました。
ちゃんと自分の口で自分の思いを言ってやめてもらうように言うね。と言ってくれました。
いつでも応援してるからね、と言いました。

後輩は校舎へ行きました。俺は後輩に対して言ったつもりだったけど近くで聞いてた先生達が全員泣いてました。
教頭先生にじろう君が本当に生きてくれて、そして留年して学校に戻ってくれて良かったよと泣きながら言われ、
じゃあ、もう遅いしお父さん待ってるだろうから帰りなと言われ
待ってたお父さんの車に乗り帰りました。

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