見出し画像

ガソリンスタンド店員のロナルド・リード氏

リード氏は1921年、アメリカ・バーモント州生まれ。
家が大変貧しく、家族で高校を卒業したのは彼だけ。
高校卒業後、軍隊で5年間働き第二次世界大戦に従軍。
退役後はガソリンスタンドで25年間務め、定年後百貨店で清掃員として17年間パートタイムで働く。
38歳の時に家を買い、妻と慎ましやかに暮らしていました。
趣味は「切手やコイン収集、そしてドライブ」だったそう。
彼が37歳の時、病院の開発部長と出会い、投資をすすめられた。
それから図書館に通いながら熱心に勉強し、小さな金額で少しづつ株式を購入していった。
そして92歳で亡くなったときには、資産額として当時の評価額で800万ドルになっていた。

特筆すべきはその投資手法。
リード氏は37歳から92歳までの55年間に金融、日用品、電気通信、電気機器、医療、鉄道、公共事業などの優良銘柄を中心に95銘柄をコツコツ買い進めていった。
さらに資産が膨らむ手法として「配当再投資」を利用していた。
*配当再投資・DRIP(Dividend Reinvestment Plan)

長期投資と分散投資を巧みに組み合わせた手法をとっていたことになる。
今でいうベンチャー企業のような高リスク株への投資はせず、既存の技術を使って着実にビジネスを展開する優良企業だけに投資することで大成功を収めた。

リード氏の保有銘柄の一部
The Proctor & Gamble(日用品)
・Colgate-Palmolive(日用品)
・Johnson & Johnson(ヘルスケア)
・AT & T(電気通信)
・Bank of America(金融)
・JPMorgan Chase(金融)
・American Express(金融)
・General Electric(電気機器)

〈私の感想〉
投資手法もそうだけど、
生き方になんか勇気をもらえました(^^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?