圧
眠りに落ちるまでの数分間。
タブレットで他愛もない記事をたどるのが1日で1番好きな時間。
飼い猫マーナは、暗闇のベッドでLEDライトと追っかけっこする遊びが1番のお気に入り。
必然的にそのお遊びタイムは、
飼い主が1日で最も好きな時間に訪れる。
とは言え、マーナも遊びたいだろうから
光を追わなくなるまでは付き合うことにしている。
マーナが飽きてきた頃合いをみて、
はい、おしまーい。
タップリ遊んでそう告げてネット点検に戻っても
疲れと欲望は相反するようす。
鼻息がわたしのメガネを曇らせるほどの距離で待っている。
みてるみてる。
こっち見てる。
まだ見てる。
圧が凄まじい。
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